
J1横浜FMのクラブ創設30周年を記念したドキュメンタリー映画「Beyond Together」の舞台あいさつが19日、横浜市内にある「横浜ブルク13」で行われた。主将のMF喜田拓也、MF水沼宏太、牧有太監督が登壇した。
3季ぶり5度目のリーグ優勝を成し遂げた昨シーズンに完全密着した映画となっており、3月17日から神奈川県と東京都の計11館にて公開中だ。ピッチ上での選手のパフォーマンスだけでなく、チームを支えるチーム・クラブスタッフの日常や想いなどを交え描き、30年の歴史を振り返るとともに、クラブが未来に向かう姿にもスポットライトを当てている。
当日会場には、横浜FMのユニホームを来たサポーターが多数来場。映画上映後、万雷の拍手で迎えられた水沼は、「俳優になった気分で、まさか自分が舞台挨拶をする日が来るなんて思っていなかったので、ステキな時間を過ごしたい」と、貴重な時間をかみ締めた。
映画について喜田は、「涙をこらえ、本当にグッとくるシーンがすごく多くて。選手だけでなく、クラブスタッフの方や、ファン・サポーターの方、いろんな方たちの姿を見ることができて、本当に愛あふれる映画だなと。マリノスにかかわるすべての人のすばらしさ、愛情を感じることができた」。感慨深い様子で喜びを口にすると同時に「まずは感謝を伝えたいのと、選手、スタッフ、ファン・サポーター、それぞれの立場でできることをやりきれば、もっともっとすばらしいクラブになってくポテンシャルがあると信じています。ここで満足することなく、もっと誇れるクラブにしていきたいと思っていますし、僕らは人生をかけて選手として戦っていきます」と決意を新たにしていた。