体操・内村航平選手が引退会見 「最後の最後、6種目やって終わりたい」

体操・内村航平選手が引退会見 「最後の最後、6種目やって終わりたい」

  • Sirabee
  • 更新日:2022/01/15
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オリンピック4大会(北京、ロンドン、リオ、東京)に出場し、体操で個人総合で2連覇を果たした内村航平選手が14日、都内にて引退会見を開いた。

「特別な感じはそこまでなくて。ただただ…引退するんだな、みたいな感じ。実感は今のところないです」と穏やかに話し始めた内村選手の、“引退”を決断した理由とは。

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■「先が見えないな…」

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「3歳で好きな体操を始めて、体操歴も30年。30年中16年間、ナショナル強化選手として日の丸を背負ってやってこられたのは誇り」と語る内村選手。

引退を決めたのは昨年10月に行われた世界選手権の前だったといい、「(東京)五輪が終わって、次の世界選手権に向けて練習をしていくなかで、ちょっとしんどすぎたといいますか…。このままだと先が見えないなと感じた」という。

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■最後の舞台は3月

11日に引退発表、そして14日に引退会見を開いたものの、「引退会見をやってますけど、本来の引退は3月12日。というのも、3月12日に最後の舞台を東京体育館でやりたいと思っていて」と、『KOHEI UCHIMURA THE FINAL』の開催を発表。

「そこで最後、この全身痛い体にムチを打って、6種目やろうかなと思っています。東京五輪の代表になるより苦しいことをやんなきゃいけないのかと憂鬱になってますけど(苦笑)、そこまではしっかりやりきりたいなと思っています」と笑みを浮かべる。

■最後、6種目やって終わりたい

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もともとは2年前の3月に自分の名前を冠した試合(『KOHEI UCHIMURA CUP』)を開催予定だったが、コロナ禍のため中止していた内村選手。

「改めて開催したいと思っていたんですが、僕ももう現役最後。試合としては難しい。今までに体操選手が引退するときに最後の舞台をやった選手はいないので、そういう場を自分で作ってやる。これから引退していく選手たちのスタンダート、目標にしてもらいたい。僕自身オールラウンダーでずっとやってきたので、最後の最後、6種目やって終わりたい気持ちもあったので」とイベントへの熱い思いを明かす。

■今後は…?

今後について問われた内村選手は、「『これを絶対やっていきたい』1つのことはなくて、日本代表の選手たち、後輩たちに自分の経験を伝えていったり、小さい子供たちに『体操って楽しいんだよ』って普及活動をしたり。体操に関わる全てのことをやっていけたらいいかな。僕自身も体を動かすことはストップしないと思うので、やれるときに体を動かして、自分が動いて見せるのもあると思うので。体操に関するすべてのことにチャレンジしたいという気持ちです」だという。

■子供たちにメッセージも

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子供たちへ「自分の好きなことをひとつ見つけられると、大人になっても続くことに繋がったり、勉強や習い事に変換できて『こうやって頑張れば良いんだ、やり続ければいいんだ』と学べる。やっぱり、“好きだ”と思えることを見つけるのが一番大事なのかな」とメッセージを送る内村選手。

「もちろん体操をやる子供たちが増えてくれたらうれしいんですけど、僕は『体操やると楽しいんだよ』ぐらいしか言えない。『こうなるからやった方が良いよ』と自信を持って勧められるように、研究してデータをとって、子供たちの前で言えるようになりたい」と宣言した。

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(文/Sirabee 編集部・たつき あつこ写真/HIRO)

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