矢野阪神、時代錯誤の「精神論」推し進める迷走ぶり...

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2020/11/20

今シーズン、85個の失策を数えて3年連続で12球団ワーストの不名誉な記録を残したプロ野球・阪神タイガースが、15日から秋季練習を開始した。だがその初っ端から首脳陣が時代錯誤の「精神論」で檄を飛ばす何ともトホホな様相だ。

「来年はもう1回、みんなでアマチュア野球に戻ろう」

練習開始前、円陣を組んだ選手、関係者の前でこう語ったのは井上一樹1軍ヘッドコーチ。矢野燿大監督に呼ばれて来シーズンが2年目、人気球団のナンバー2として内部昇格しただけに熱血指導者としていいところを見せたかったのだろうが、その後も並んだ言葉は「もうちょっとやんちゃになってもいい」「お利口さんばかりでは野球はやれない」と、さながら高校野球の選手たちに語りかけるような内容ばかり。

さらに、負ければ批判にさらされる厳しい関西メディアについても「今年もいっぱい、いじめられた。だけど、それも大阪の文化だから飲み込む」と、上から目線で苦言を述べた。

プロ野球OBは「井上ヘッドが最悪な訓示をしたなと思ったのは『スカしている人間がいたらそれが害になる』ということを口にしたことですね。井上ヘッドの現役生活は中日ドラゴンズ一筋で、指導者として2軍監督などを経験したのもドラゴンズ。阪神とは選手の性格も、周りの環境もまったく違うわけです。

選手や関係者が思っていることを井上ヘッドにフランクにコミュニケーションがとれてていないんでしょうが、それは今、自分が話した内容が誰に告げ口されるか疑心暗鬼になっているから。それくらい今は、阪神内部の情報が簡単に記事にされており、選手たちも自分で身を守るしかない状況なんです。それを『スカしている』と表現してしまっては、選手もテンションだだ下がりでしょう。今年1年、1軍打撃コーチとしてチームにいたのにまだ、個々の性格を把握できていない証拠です。真面目で自分のことを淡々とやる大山悠輔や近本光司にこうしたことを求めること自体、ナンセンスこの上ない。しかもそれを矢野監督が認めているのだから、チーム崩壊寸前ですね」とこき下ろす。

今のところ来シーズンは140試合以上が確保される予定。その序盤からチームが空中分解しかねない波乱の前兆だろう。

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