統一戦に臨む井岡一翔「人生で最も強い相手」V9中のアンカハス警戒

統一戦に臨む井岡一翔「人生で最も強い相手」V9中のアンカハス警戒

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/11/25
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WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見でアンカハス選手の写真パネルを手にするWBO世界スーパーフライ級王者井岡(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が12月31日に東京・大田区総合体育館で、IBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)と王座統一戦を行うと25日、所属ジムが発表した。12年にミニマム級で日本人初の2団体統一王者となって以来のチャンスで、2階級での王座統一となれば国内初。4団体統一への青写真も描く井岡が、10度目防衛戦となる強敵を相手に、大みそかに、年内の日本人世界戦ラッシュの大トリを務める。

意欲に満ちあふれていた。今年9月の3度目の防衛成功後、井岡自ら常に口にし続けてきた王座統一戦が実現した。「大みそかに、追い求めてきた統一戦ができるのがうれしい」。12年6月に八重樫東に勝ち、日本人初のWBA、WBC世界ミニマム級王者となって以来2度目の統一戦。2階級での王座統一となれば、日本人初の偉業となる。

「考えれば考えるほど、すごいこと。そういう試合ができるチャンスは数多くないし、感謝して戦いたい。統一戦はいろんな価値、評価がある。違った景色を見たような、別格のような感覚がある」

5年間で9度の防衛というIBF王者に対し、井岡は「めちゃくちゃ強い。いざ決まって映像を見ると、こんなに強いんだと。この階級で長年、王者だったことが分かる。(ボクシング)人生で最も強い相手になる」と気を引き締めた。区切りの自身10度目の大みそか世界戦がビッグマッチとなった。「KOしたいとか、良いパフォーマンスを見せたいとかはない。勝ちたい」と勝利最優先で臨む。

同級ではエストラーダ(メキシコ)がWBAとWBC王座を保持。アンカハスを撃破すれば、4団体統一戦も現実味を帯びる。「大みそかに勝てばエストラーダ選手にオファーしたい。(4団体統一が)ぐっと現実味が増すのでは」と口にした。井上尚弥、村田諒太の世界戦など日本ボクシング界が盛り上がる年末。「周りのことは意識していない。自分が勝つことで精いっぱい」という井岡が必勝態勢で大トリを務める。【藤中栄二】

◆年内の日本人世界戦 IBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(帝拳)が27日(日本時間28日)、米ニューヨークで臨む王座決定戦を皮切りに、年内は世界戦ラッシュ。12月14日、東京・両国国技館で、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)が防衛戦、セミではWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(ワタナベ)が同級王者メンデス(プエルトリコ)に挑戦する。同29日は、さいたまスーパーアリーナでWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)がIBF王者ゴロフキン(カザフスタン)と王座統一戦、セミでWBO世界フライ級王者中谷潤人(M.T)がV2戦に臨む。同31日、井岡が大トリで王座統一戦を迎える。

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