
KKT熊本県民テレビ
知人の医師に嘘を言い、現金300万円をだましとったとして男が逮捕されました。
「借金返済に使った」と供述しています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは熊本市南区十禅寺の会社員甲斐洋平容疑者34歳です。
警察によりますと甲斐容疑者はコンサルタント会社を経営していた去年3月、知り合いの男性医師に「客の医師が病院を開業するために医療機器を発注したところメーカーから前金300万円が必要と言われた。客はいま融資の審査中なので300万円貸してくれないか、融資されたら返す」などと嘘を言い、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。
男性医師は甲斐容疑者から「翌月には返済する」と言われていましたが返済されず、甲斐容疑者と連絡が取れなくなったため警察に届け出ました。
調べに対し甲斐容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて「借金返済に使った」と供述しているということです。
甲斐容疑者には他にも金銭トラブルがあるということで警察は余罪についても捜査しています。