ワープスペース、データ中継サービス「WarpHub InterSat」にドイツ製通信端末

ワープスペース、データ中継サービス「WarpHub InterSat」にドイツ製通信端末

  • UchuBiz
  • 更新日:2023/01/25

地上400~1000kmの低軌道(LEO)を周回する人工衛星向けに、光を利用した即応通信ネットワークサービス「WarpHub InterSat」の開発を進めているワープスペース(茨城県つくば市)は1月24日、WarpHub InterSat第1世代となる3機の中継衛星用の光通信端末として、ドイツMynaricが製造する「CONDOR Mk3」を採用すると発表した。Mynaricにとっては、日本企業との初めての契約になるという。

Mynaricの光通信端末「CONDOR」シリーズは、政府向けや商用向けの衛星コンステレーションの一部として大規模に展開できるように設計されているとしている。

米Northrop Grummanを通じて、米宇宙開発局(SDA)のデータ伝送衛星群、米地球観測衛星事業者Capella Spaceの商用合成開口レーダー(SAR)衛星、カナダの衛星通信事業会社Telesatを通じて国防高等研究計画局(DARPA)の小型衛星関連技術の実証プログラム「Blackjack」の衛星などで採用されている。

Mynaricは、DARPAの低軌道衛星向け通信網を構築する「Space-BACN」プログラムのフェーズ1の主要な開発パートナーに指名されており、欧州宇宙機関 (ESA) によって、次世代の高スループット光衛星間リンクの光技術の調査案件も受託している。

従来の電波通信では、即応的に大容量のデータを地上に送ることは困難だというが、ワープスペースの中継衛星は地上との通信を成立しやすい、約2000~3万6000kmの中軌道(MEO)に位置する予定で、レーザー光でデータを送受信できるという。

受信したデータはすぐさま地上局へと伝送され、災害の即時対応や防災シミュレーション用の多量の衛星データ取得が可能だと説明。今回採択したCONDOR Mk3については、光中継ネットワークの最初の中継衛星3機で使用される予定。

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飯塚直

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