持続可能な温泉地に 湯河原町 冨田幸宏町長〈小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町〉

持続可能な温泉地に 湯河原町 冨田幸宏町長〈小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町〉

  • タウンニュース
  • 更新日:2022/01/15

――2021年を振り返っての感想を聞かせてください。

「コロナ禍の影響が各方面におよびました。わが町においても具体的な対策として、ワクチン接種を昨年5月から開始。当初は接種の予約がなかなか取れないなど、現場が対応に追われていましたが、町の経済団体などの協力もあり、おかげさまで昨年12月までに、町民のおよそ87%もの人が2回目の接種を終えることができました。皆さまのご協力と、町民の感染予防意識の高さに感謝しております」

――3回目の接種については、どのように対応していきますか。

「昨年の経験を生かし、3回目はよりスムーズに接種できるようにしたいです。集団接種は、今年2月上旬からスタートする予定です」

――温泉地を抱える湯河原町ですが、コロナ禍が続く中での町の観光への影響は。

「21年の湯河原町の観光入込客数は、19年と比較してほぼ半数に減りました。ただ、首都圏から近いという地理的条件の良さがあり、全国的にみるとまだ恵まれている方だと思います」

万葉公園が交流拠点に

――長く続いた万葉公園の再整備も終わり、新施設として「湯河原惣湯」も注目を集めています。

「老朽化していた旧観光会館の一部を撤去し、新たな耐震構造を備えた建物に改修しました。昨年4月には観光案内やカフェ、コワーキングスペースなどが利用できる『玄関テラス』がオープンしました。これまでと違い、パソコンを持ち込んで仕事をする若い世代の利用が多くみられています。足湯や豊かな自然も楽しめるオープンスペースであることも好まれていて、幅広い年齢層の方が訪れており、利用客数は当初の想定を少し上回るほどです。非常にありがたいですね」

――町のさまざまな課題解決に向け、22年は特にどのような分野に力を入れますか。

「町民にとって身近にあるさまざまな公共施設の耐震化やリノベーションに着手していきたいと考えています。例えば、町役場の庁舎や各地域会館の今後の在り方などを、現在、模索しているところです。また、年々人口が減少していることも課題です。現在、町の人口は2万4000人弱ですが、2万人を下回らないようにできればと思います。移住促進も含め、温泉地としても持続可能な町にしていきたいと考えています」

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冨田幸宏町長

タウンニュース小田原・箱根・湯河原・真鶴版

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