秋に活発化 スズメバチに注意! 危険と隣り合わせ...駆除業者に密着 例年より依頼増 【福岡発】

秋に活発化 スズメバチに注意! 危険と隣り合わせ...駆除業者に密着 例年より依頼増 【福岡発】

  • テレビ西日本
  • 更新日:2022/09/22
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テレビ西日本

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9月も下旬になり、例年増えるのがスズメバチによる被害です。

来春に向けてハチの動きが活発化する時期となる中、福岡の駆除業者に密着取材しました。

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「あ、やばい。めっちゃ出てきた!退避!退避!」

この季節、活発化するスズメバチ。時には人を襲うケースも。この危険生物は私たちの身近なところにも潜んでいます。

◆スタッフ

「家の中に飛んでいますね」

訪れたのは、福岡県大牟田市にあるハチの駆除にあたる専門業者。九州を中心に15か所に営業所を構え、年間約5000件にのぼる駆除数を誇ります。社長によると、今年は例年と比べて駆除の依頼が増えているといいます。

◆蜂屋のサカイ 坂井徳次社長

「(駆除依頼は)例年の130%くらいだと。隣もあります、隣もありますと3日続けて隣、隣と駆除したことはあります。それだけ今年は多いんじゃないかと思います」

駆除依頼が増えた理由、会社では夏の訪れが早く女王バチが例年より多く生き残ったためとみています。そして1年で最もハチに警戒しなければならないのが、涼しくなってくるこれからの時期だと言います。

◆蜂屋のサカイ 坂井徳次社長

「9、10月になると新しい女王バチが生まれてきますので巣も肥大化しますので凶暴になります」

実際に9月4日、北九州市で登山中だった8人がスズメバチに襲われ、病院に搬送されたケースも。国内では多い年には20人以上が亡くなっていて、まさにこれからが注意を要する時期になります。

この日も営業開始からまもなく駆除依頼の電話がかかってきました。

向かった先は大牟田市内。依頼した人に現場に案内してもらうと-。

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「あ、そこですね、そこもいますね」

久良木さんが指さした先には獰猛なオオスズメバチの姿が。世界最大級のハチで攻撃性も高く強力な毒をもっているため非常に危険です。巣の近くに近づくと…

「ブーン」

これ以上近づくなと言わんばかりに突進してくるハチ。オオスズメバチは土の中や木の中といったところに巣を作るため、気付かないうちに刺激してしまい襲われることもあり、依頼者もその被害にあったといいます。

◆依頼した人

「全然ハチに気づかんで草を払ってたらお尻にガンッと衝撃を受けたような感じがして。慌てて後ろを振り返ったら5,6匹ですかね飛び回ってて。あぁハチに刺されたんだって」

大事には至りませんでしたが、これ以上被害がでないよう駆除を依頼しました。

さっそく防護服に着替え駆除作業を開始。まずは巣に近づいて殺虫剤を噴射。さらに、巣穴をふさぎハチが出てこないようにします。巣があるこの場所、すぐ隣には高校のグランドもあり、人が刺されるのを防ぐためまわりを飛ぶハチも同時に駆除していきます。

殺虫剤を吹きかけること5分。羽音が聞こえなくなった巣を掘り起こしてみると、中には大量のハチが入っていました。その数、推定600匹。掘り起こした巣の大きさは…

◆スタッフ

「けっこう重いですね」

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「今回(の巣)は3段」

◆蜂屋のサカイ 坂井徳次社長

「この巣は深さが掘れなかったから横に広がっている」

巣を目の当たりにした依頼者は…

◆依頼した人

「予想より大きかったです。身近に怖い生き物がいるってことがビックリしました」

一息つく間もなく、次の依頼先、久留米市内の神社に向かいました。

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「ありますね。コガタスズメバチになりますね」

境内の木にあったのはバレーボールほどの大きさのコガタスズメバチの巣です。コガタとは名ばかりで体長は3cmほどもあり、スズメバチの中でも大きい種類です。

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「そこまで攻撃性はないんですけど巣の近くを知らずに触って揺らしてしまったりとかそうなってくると大群で襲い掛かってきてしまう」

巣までの高さは約4m。ハシゴにのぼり、作業をしやすくするためまわりの枝を切っていきます。

その時!

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「あ、やばい。めっちゃ出てきた。危ないよ!一回退避!」

切った枝が巣に接触!その瞬間、巣の中にいたハチが一斉に飛び出してきました。攻撃態勢に入ったハチは、しばらく辺りを飛び回り再び巣の中へ。その隙を見逃さず殺虫剤を巣の中に噴射、巣を根元から切り落として駆除を完了しました。

強力な毒を持ち獰猛なスズメバチ。時には人が生活する住宅に巣を作ることもあります。

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「あんなにいますね。これは天井裏にハチの巣があるパターンですね」

住宅の壁に大量に群がるスズメバチ。よく見てみると屋内に繋がる通気口から出入りしています。最初に見つけたのは近くに住む人だったといいます。

◆発見した人

「ハチが飛びよるけんですね。ちょっと見てみたら屋根の壁にいっぱい飛んでたから、これはおかしかねと思って見よったら、どんどん家の中に入りよるけんですね。それで気付いた感じ」

住人は、男性から話を聞くまで気付かずに生活していました。

◆依頼した人

「びっくりした。(2階は)子ども達が来るときには使うけど、今は1人やけん」

女性は1人暮らしで普段2階に上がる事がないため、ハチの存在を知らずに生活していました。通気口の真下にある部屋に入らせてもらうと-。

◆スタッフ

「家の中に飛んでいますね」

なんと室内にもハチが飛び回っていました。

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「キイロスズメバチになります」

攻撃性が高く凶暴なキイロスズメバチ。屋根裏や軒下など、住宅に巣を作ることも珍しくないといいます。巣がどこにあるのか確認するため屋根裏を覗いてみると…

◆蜂屋のサカイ 久良木俊得さん

「でかいです」

あったのは直径70センチほどの巣。通気口を出入口にするような形で作られていました。

「(殺虫剤で)シュー」

ハチとの戦いを開始。狭く、熱気がこもり、さらには足場も悪い中ようやく巣を取り除くことが出来ました。

◆蜂屋のサカイ 坂井徳次社長

「これ幼虫も入っている。これが全部出てきたら3000匹くらいになる」

◆依頼した人

「よかった。助かりました」

住宅の中など身近なところに入り込み巣を作ることがあるスズメバチ。ハチの活動がさらに活発化するこれからの季節、十分な注意が必要です。

※駆除の問い合わせ

「蜂屋のサカイ」 0120-41-8355

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