翠富士 初の全勝ターン 身長171センチ、体重117キロ 小兵の快進撃止まらない

翠富士 初の全勝ターン 身長171センチ、体重117キロ 小兵の快進撃止まらない

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2023/03/22
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寄り切りで碧山(左)を下す翠富士

「大相撲春場所・8日目」(19日、エディオンアリーナ大阪)

平幕翠富士が碧山を下し、8連勝で勝ち越しを決めた。ストレート給金は自身初。幕内最低身長171センチ&最軽量117キロの小兵が、横綱大関不在で混沌(こんとん)とした賜杯レースを引っ張る。小結大栄翔は阿炎を退けて1敗を死守。高安は平戸海に敗れて2敗に後退した。全勝の翠富士に、1敗で大栄翔、2敗で小結琴ノ若、新入幕の金峰山ら5人が続く。

小兵の快進撃が止まらない。7日目に自身より60キロ重い高安に白星を収めた翠富士。この日は体重差72キロとさらに巨漢の碧山相手に立ち合いから果敢に踏み込むと、相手のかち上げに口の中を切りながらも、懐に潜り込んで力強く寄り切り。自身初の全勝ターンを決め、「やっぱりうれしいですね」と満面の笑みで実感を込めた。

近大相撲部在籍時に過ごした大阪は、「第二の故郷」と表現するほど思い入れのある土地だ。場所入りしてからはたこ焼きを頻繁に食し、前夜は部屋宿舎がある鶴橋のキムチサンドを堪能。「おいしいものを食べると『おぉ』ってなって、息抜きになる。たこ焼き分(体重が)増えたかもしれない」と笑い、ご当地の名物も力に変えている。

同部屋の横綱に「優勝ワンチャンスあるぞ。まぁなんだかんだ無理だろうな」といじられながらも、ゲキを送られている春場所。賜杯を抱けば静岡県出身力士として史上初の快挙となるが「うまくいかないもんなんで、うまくいけるように」と謙遜しつつ、「できればそうなりたい」と闘志を静かに燃やす。

9日目の相手は前回対戦で敗れている宇良。「苦手な相手だけど頑張りたい」。小兵という言葉とは裏腹に、頼れる背中で横綱大関不在の場所を引っ張っていく。

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