第１回ロシア産カニフェスティバル開催 中国黒竜江省
18日、カニフェスティバルおよびカニ供給チェーン協力マッチング会で展示されたロシア産タラバガニ。（綏芬河＝新華社配信）
【新華社綏芬河11月21日】中国黒竜江省綏芬河（すいふんが）市（牡丹江市管轄下の県級市）で18日、第1回黒竜江省ロシア産カニフェスティバルおよび綏芬河市ロシア産カニ供給チェーン協力マッチング会が開かれた。
イベントは同省商務庁、牡丹江市政府が主催、綏芬河市政府が運営。タラバガニを皮切りに水産物の輸入を拡大、海洋経済を強化して地元での加工を推進し、通関地としての役割が大きかった綏芬河市の経済を産業主体型へと切り替え、高度化する目的がある。
第１回ロシア産カニフェスティバル開催 中国黒竜江省
18日、カニフェスティバルおよびカニ供給チェーン協力マッチング会でロシア産水産物を試食する来賓ら。（綏芬河＝新華社配信）
牡丹江市の張国軍（ちょう・こくぐん）市長は「本市が貿易を高度化する重要な取り組みである」と話し、同市が通関地の利点とロシアの豊富な漁業資源を生かして積極的に生鮮魚介類の輸入を模索、重要なブレークスルーを実現し、取引品目を充実させ、貿易の質を向上させたと胸を張った。
綏芬河市の関係責任者は、同市が今後、水産物輸入業界への支援強化とインフラ整備を続け、ロシア産水産物加工クラスターを構築し、通関の利便性を一層高めることで企業により良い環境と政策による保障を提供していくとの見通しを示した。（記者/劉赫垚）
