ニコ動出身の歌姫・Reol「目指す所にいる人がいないから、私がそれになるだけ」

ニコ動出身の歌姫・Reol「目指す所にいる人がいないから、私がそれになるだけ」

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2021/02/21
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シンガー・ソングライターのReol

SNS上で話題になっている楽曲とアーティストを紹介。シンガー・ソングライターのReol(27)はボートレースのCMソングにもなった「第六感」が音楽チャートで半年以上のロングヒットを記録中だ。圧倒的歌唱力で国内外のファンを持つReolは動画共有サイト「ニコニコ動画」の歌い手出身。インターネットに救われ、確固たる地位を確立した歌姫がインターネットミュージックが浸透する今と未来を占った。

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昨年7月に発売された「第六感」が現在までバズり中。勢いをそのままに今年を同曲で歌い始めたReolは「TikTokで初めて曲を聴いてくれて『フル尺で聞いてみたらどんな曲だろう』と入り口になってくれたことがありがたい」とSNSの力に感謝する。

ボートレースのCMソングにもなった同曲は、大都会を疾走するようなエレクトリックサウンドが特徴的。Reolはサビで繰り返すキャッチーな歌詞に合わせて、上半身だけで踊れる“第六感ダンス”を投稿。音とダンスの調和で令和らしいヒットを実現させた。

「これまでもTikTokで過去の楽曲が突然掘り下げられてバズることがあったんです。私の楽曲は音と動きで表現する親和性が高いと気付いていたので『第六感』はそれにハマる曲だと自負があり、ダンスを作りました。若い子たちがたくさん踊ってくれた」

Reolは、2012年から動画共有サイト「ニコニコ動画」で「歌ってみた」を投稿開始。当時は顔出しをせず、歌のみで勝負。少年のような力強い歌声と独特な世界観でニコ動のトップ歌い手に上り詰めた。15年にメジャーデビューを果たし、現在はマルチクリエイターとして国内外へ発信を続けている。

コロナ禍による巣ごもり需要で瑛人、YOASOBI、ヨルシカなどSNS発の歌手が急増。約9年前から「路上ライブをする代わりに」ネット界隈で活動してきた“古参”として、インターネットミュージックが浸透する現状を分析する。

「昔こそインターネットはパソコンを持っている人だけだったけど、今やスマホ一つで誰でもアクセスできる時代。インターネットとテレビの垣根は今後どんどんなくなっていくと思うし、全ての物がインフレ。カテゴリーやしがらみもなくなって、音楽はますます実力社会になっていくのだと思います」

J-POP、ダンスミュージック、EDMとジャンルにとらわれない音楽で唯一無二の地位を確立。目標の歌手を「いない」と即答する歌姫は「目指す所にいる人がいないから私がそれになるだけ。普通にそこら辺にいる1人として価値観を発信し続けたいという思いは強いです」と夢を語る。ネットの無限の可能性を信じ、自分の信じる音楽を無限に共鳴させていく。

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