槙原寛己氏 エンゼルス・大谷は絶妙カーブで4段階の緩急&体力的に楽に

槙原寛己氏 エンゼルス・大谷は絶妙カーブで4段階の緩急&体力的に楽に

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2022/06/25

◇ア・リーグ エンゼルス5ー0ロイヤルズ(2022年6月22日 アナハイム)

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大谷の球種割合比較表 22日ロイヤルズ戦

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【槙原寛己 視点】主力のトラウトらが欠場。大谷は失点を極力抑え、長い回を投げなければいけなかった。直球とスプリットだけでは狙い打ちされ一発を食う可能性もある。その中でのスライダーとカーブ、特にカーブの使い方が絶妙だった。

これまで追い込んでからスプリットかスライダー、直球しかなかったがカーブを決め球に使った。4回は4番のメレンデス、5回はイスベル、7回もメレンデスからカーブで三振を奪った。一方で9打者の初球がカーブ。4人が見送り、簡単にストライクを取った。

“決め球でもカウント球でも使えるカーブ”には2つの相乗効果がある。1つ目は4段階の緩急がつけられること。120キロ台(カーブ)130キロ台(スライダー)140キロ台(スプリット)150~160キロ台(直球)。打者には120キロ台の球がとても邪魔になり、意識させると直球がさらに生きる。

2つ目はカーブを組み込むと体力的に楽になるということ。目立ったピンチもなく出力を上げる場面も少なかったが、8回まで投げられたのはカーブを効果的に使ったから。夏場に向け体力的に厳しいなか、勝ち星を積み上げるための武器になるはずだ。(スポニチ本紙評論家)

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