京都府北部を流れる由良川で、市民たちがサケの稚魚を放流しました。
綾部市の由良川には、19日朝から約200人が集まり、3万匹の稚魚を放しました。
稚魚の放流は、サケが遡上する環境を保護し、子供たちの郷土愛を育もうと、毎年行われています。
体長5センチほどの稚魚は海に下ったあと、約4年かけて70センチ前後に育ち、1000匹に1、2匹の割合でこの川に戻ってくるということです。
【参加した子ども】
「死なずに元気にまたここに帰ってきてほしいです」
放流は福知山市などでも行われ、あわせて5万匹の稚魚が海へと旅立ちました。