過疎地に誕生するドッグランの中にあるキャンプ場が話題 「犬連れ限定」にした理由を聞いた

過疎地に誕生するドッグランの中にあるキャンプ場が話題 「犬連れ限定」にした理由を聞いた

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  • 更新日:2022/09/23
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過疎化対策と地域活性化を兼ねて兵庫県南あわじ市に建設されている「ワンともキャンプ場」が10月のオープンを前に大きな話題を呼んでいる。「犬連れ限定」のうえ、ドッグランの中にキャンプ場があるという設定だからだ。クラウドファンディングもスタート。運営する(株)いかり代表取締役社長の森本祐一さんに話を聞いた。

【写真】飛行犬撮影風景の見学や愛犬の飛行犬撮影も可能

南あわじ市伊加利地区ってどんなところ?

「ワンともキャンプ場」がつくられているのは淡路島の南部に位置する南あわじ市伊加利地区。近年、超高齢化と人口減少で過疎化が進んでいる地域だ。

しかし、自然豊かで、地下1000メートルの地層から湧出する療養温泉「うずしお温泉」の源泉に唯一入ることができる「湯の川荘」もあり、淡路牛や名産の玉ねぎ、お米、野菜など淡路ならではの食材にもこと欠かない。そこで、過疎化対策や地域の活性化を目的として、この地に犬連れ限定の「ワンともキャンプ場」をつくることになったのだ。

キャンプ場の構想にはコロナの影響も大きい。「外出しづらい環境は、ワンちゃんにも人間にもかなりのストレスです。また、ワンちゃん同伴可能な施設はありますが、ワンちゃん連れでない人には気も遣います。そこで、同じつくるなら犬連れもOKではなく、犬連れでないと入れないキャンプ場にしました。これなら思う存分、飼い主さんもワンちゃんも遊べるでしょう」と森本社長は話す。

開業は10月、ドッグランの中にキャンプ場?

キャンプ場となる5000平方メートルの全敷地には90センチの柵を設置し、その中すべてをドッグランにしている。つまり、ドッグランの中にキャンプ場がある感じなのだ。またワンちゃんの足が痛くならないように全面人工芝を貼り、南あわじ市特産品の淡路瓦のチップを敷き詰めている。さらにキャンプ場の真ん中には川と池を設置し、源水を流しており、もちろん、ワンちゃんも入れるという。

ワンちゃんとの専用キャンプ場は17サイト。そのうち2サイトは貸しテントサイトで、グランピングに使用できるベルテントを準備している。まず「ドッグラン付ノーマルサイト(キャンプエリア)」の方は15サイト用意されていて、1区間各約80平方メートル以上(駐車スペースは別)あるのでゆったりすごせるのがうれしい。BBQも楽しめ、コンロなどを持ち込めば、食材は車で15分ほどのところにあるスーパーで購入できる。

「ドッグラン付貸テントサイト(玉ねぎテントエリア)」は2サイト設置。玉ねぎの形をしたグランピングでも使われるイギリス発ロータスベルのベルテント(直径4メートル、最大天井高3メートル。縁は約1.8メートル)を用意しており、こちらは1区間約100平方メートル以上(駐車スペースは別)とさらにゆったりサイズだ。なお、全サイトとも、寝具やBQコンロ、キャンプ用品は貸し出しも販売もしていないため、必ず持参することが条件とのことだった。

気になる料金は「ドッグラン付ノーマルサイト」が1区間9900円(税込)から。ペグの打ち込みもOKで、水はけを考えて土は固めということなので、長めの鋳物ペグや太目のペグ持参がおすすめ。一方の「ドッグラン付貸テントサイト」は1棟2万6400円(税込)からで、ワンちゃんは最大5頭までOKだ。

うずしお温泉や広大な南あわじドッグランに隣接

キャンプ場横には約500坪という広大な敷地を有する「南あわじドッグラン」があり、こちらは(株)いかりの会長で、元祖飛行犬写真家の的場信幸さんが経営。2005年、伊加利地区で開業し、世界初となる飛行犬専用撮影所としても知られる。ワンちゃんが手足を伸ばして宙を飛んでいるような写真は後に商標登録され「飛行犬」と名付けられたとのことで、飛行犬撮影風景の見学や愛犬の飛行犬撮影も可能(ともに要予約)だとか。

うれしいことに「ワンともキャンプ場」横には「うずしお温泉」があり、利用者は入浴できる。泉質は炭酸水素イオンを含むので、お肌をふっくらスベスベにする作用があり、日本三大美人の湯以上の重曹成分を含有しているそうだ。

クラウドファンディングでアピール!

過疎化が進む南あわじ市伊加利地区に誕生した「ワンともキャンプ場」を一人でも多くの人に応援してもらいたいと、この9月16日からクラウドファンディング(CAMPFIRE)を開始している。期間は10月31日まで。リターンは3000円からで「ワンちゃんお風呂セット」や「うずしお温泉の源泉18リットル(ポリタンクで宅急便にて配送)」「淡路島玉ねぎとお米」「淡路島牛と淡路島ポーク、ジャーキー、生ハムのBBQセット」などが用意されている。クラウドファンディングを利用して、ワンちゃんとキャンプ場に行くのもいいかもしれない。

◇ワンともキャンプ場
南あわじ市伊加利1187-1
問い合わせ先080-9283-2066

(まいどなニュース特約・八木 純子)

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