
千葉県は19日、台風13号の接近に伴う大雨について、同日午後4時現在でまとめた県内の被害状況を発表した。住宅の浸水被害は床上・床下合わせて2299棟に達し、前回発表した15日時点の1300棟から約1000棟増えた。浸水被害が広範囲に及んだ茂原市が全体の8割弱を占めている。
床上浸水は1092棟で、15日時点から453棟増加。特に、茂原市は891棟と、15日時点(445棟)から倍増した。床下浸水は1207棟で、546棟増加。茂原市は880棟と、15日時点(343棟)から537棟増加した。
一方、茂原市によると、市内で唯一残っている避難所の総合市民センター(同市町保)では19日午前7時半現在で、8世帯の10人が避難生活を続けている。