今年は昭和三陸地震から90年、関東大震災から100年の節目にあたります。岩手県立図書館で震災の教訓を後世に伝える企画展が開かれています。
この企画展は90年前の1933年に発生した昭和三陸地震と100年前の1923年に発生した関東大震災の教訓を後世に伝えることを目的に県立図書館が企画しました。
163点の資料の中には三陸地震による津波の際に釜石の海岸に打ちあげられた船の写真があり、津波の脅威を伝えています。
また大きな被害のあった宮古市重茂の姉吉集落の石碑に刻まれた「幾年経るとも要心あれ」の言葉は震災の教訓を何世代にもわたって伝え続けています。
一部の資料を除き貸し出しにも対応するこの企画展は、10月9日まで開かれています。