
鹿児島テレビ
陸上自衛隊の精鋭隊員「レンジャー」を養成する訓練が鹿児島県霧島市の陸上自衛隊国分駐屯地で19日から始まりました。
陸上自衛隊の「レンジャー」は、過酷な訓練に耐え抜き優れた体力と精神力を持つ隊員のみに与えられる資格です。
19日、霧島市の国分駐屯地で行われた開始式では、レンジャーを目指して訓練に参加する19歳から32歳までの21人が村山正人司令から激励を受けました。
陸上自衛隊国分駐屯地・村山正人司令
「最後まで決して諦めることなく、全員が帰ってくることを期待している」
レンジャー訓練を受ける隊員
「第1子も12月に生まれるので、家族のためにもレンジャー隊員を希望しました」
「いかなる困難な状況においても、任務を遂行できるレンジャー隊員になりたい」
式の直後、訓練に入った隊員たちには、訓練をサポートする先輩のレンジャー隊員から手荒いげきが飛ばされました。
右向け右の動作がもたついているとすかさず「遅い!」という先輩の厳しい声が。
返事の声が小さいと「小さいって、声が!!」とこれまた思わず背筋が伸びるような声で注意されます。
ゲリラ戦や5日間の不眠不休の任務を想定した訓練などが12月15日まで行われます。