遺体解剖直前で聞こえたイビキ 受刑者が息を吹き返す(スペイン)

遺体解剖直前で聞こえたイビキ 受刑者が息を吹き返す(スペイン)

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  • 更新日:2018/01/12
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いかなる状態をもって人の「死」が認められるのか。医師に「ご臨終です」と告げられれば、ほとんどの人が疑うことはないだろう。しかしこのほど、3人の法医学医によって死亡宣告された受刑者が、実は生きていたという驚くべきニュースがスペインから届いた。『Live Science』『Inside Edition』『CBS News』などが伝えている。

スペイン北部のある刑務所内で1月7日、受刑者のゴンザロ=モントヤ・ジメネズ(29歳)が意識不明の状態で床に倒れているところを発見された。ジメネズが死亡したと思った看守らは、3人の法医学医に判断を仰いだところ、3人とも死亡との判定を下した。その後、監察医のもとに運ばれたジメネズは、解剖が必要な個所にマークをつけられて遺体袋に収納された。ところが4時間ほど経った解剖直前、検死官職員は遺体袋の中から聞えてきたイビキに耳を疑った。

完全に意識を取り戻したジメネズは、現在アストゥリアス州オビエドにあるアストゥリアス中央大学病院で集中治療を受けており経過観察中だという。ジメネズは意識を取り戻した翌日に自分の妻について尋ねていたことから、医師らはジメネズが脳障がいを患っていないという見方をしており、この奇妙な出来事を、体が硬直することで痛みに無反応になり呼吸を含む機能が著しく低下する「カタレプシー」が原因で起こったものではないかとみているようだ。

ジメネズの家族は「もう少しのところで体を切り開かれてしまうところだった」と“危機一髪のイビキ”に胸を撫でおろしている。家族によると、ジメネズは過去にてんかん発作を起こしたこともあり、刑務所内で治療薬を正しく飲んでいなかったために今回のような事態になったのではと推測している。なお、刑務所内ではこの件についての捜査が続行しているそうだ。

「死」とみなされるも息を吹き返したという珍事件は、これまでにも各地で起こっている。2014年にはポーランドで臨終を告げられ遺体安置所に移された当時91歳の女性が11時間後に息を吹き返し、医師や家族を仰天させた。また昨年、インドでは17歳少年が犬に噛まれて感染症を起こし、呼吸停止状態になったことから家族は死んだものと思い葬儀を出したところ、その途中で息を吹き返し家族を驚かせた。

画像は『Inside Edition 2018年1月10日付「Man Declared Dead Starts Snoring on Autopsy Table」(iStock)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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