食べなくても太る「モナリザ症候群」予防に適した睡眠時間は?

食べなくても太る「モナリザ症候群」予防に適した睡眠時間は?

  • 女性自身
  • 更新日:2018/06/13
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「空気を吸うだけで太るのよ~」「食べてないのにおかしいわ~」が口グセのアナタ。その脂肪、年のせい……だけじゃないかも。“モナリザ症候群”の可能性アリです!

「ヤセにくくなるのは、加齢や体質のせいだけではありません。“モナリザ症候群”の可能性もあるんですよ」

こう語るのは、医師でジャーナリストの森田豊先生。

モナリザ症候群とは「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity(肥満者の大多数は交感神経の働きが衰えている)」の頭文字を取ったもの。ふっくらした女性を描いたダビンチの名画とは関係ない。’90年に神戸で開催された国際肥満学会で、米国ルイジアナ州立大学のジョージ・ブレイ医師が「肥満の人の7割がモナリザ症候群」と発表したのが最初だという。

「臓器が無意識のうちに働き、血管が収縮するのは、私たちの体で自律神経が働いているから。自律神経には交感神経と副交感神経があり、この2つのバランスが崩れると、モナリザ症候群になるのです」(森田先生・以下同)

通常、活動量の多い日中に活発になる交感神経は、興奮したときに優位になる。交感神経が活発になると副腎からホルモンの一種、アドレナリンが分泌され、代謝が上がる。この状態で運動すると消費カロリーが上がり、脂肪燃焼効率もよくなる。

いっぽう、副交感神経はリラックスしたときに優位になる。夜間に副交感神経が優位になることが、良質な睡眠につながる。

「この2つはアクセルとブレーキのように相互に作用しますが、2つのバランスが崩れて交感神経の働きが低下すると、代謝量が落ち、ヤセにくい体質になります。自律神経のバランスは、おもに生活習慣の乱れによって崩れます」

そこで、モナリザ症候群を改善する、日中の“メリハリ生活習慣”を紹介。

■睡眠時間は7時間前後

日中、交感神経を優位にするには、質のよい睡眠が必要。ベストの睡眠時間は7時間だ。

「’04年に名古屋大学大学院らの研究グループが発表した、日本人約11万人の睡眠についての10年間の追跡調査で、男女ともに約7時間(6.5~7.4時間)寝る人の死亡率が最も低いことがわかりました。睡眠不足の人はもちろん、8時間以上寝る人より、7時間睡眠の人のほうが長生きです」

■朝日を浴びる

夜ふかしをしてもその分遅く起きればいいと思いがちだが……。

「人間の体には体内時計があり、ズレると自律神経のバランスが崩れます。朝イチに太陽光を浴びると体内時計のズレがリセットされ、交感神経が優位になります。レースのカーテン越しでもいいので、就寝7時間後に朝日を浴びる習慣をつけましょう。昼間の太陽には、リセット効果がありません」

■朝ごはん&カフェイン飲料

日中を活発に過ごすため、朝ごはんはしっかり。頭をすっきりさせるコーヒーや緑茶も効果的だ。

「カフェインは摂取後20分ほどで吸収され、交感神経が刺激されます。ただし飲みすぎると体に支障をきたすので、1日1~2杯に」

■日中に運動をする

夜間は副交感神経が優位になっているため、運動効果が出にくい。同じ運動をしても、アドレナリンが出やすい昼間にしたほうが代謝がよく、脂肪が燃焼しやすい。

「昼間に運動する時間がない人は、駅で階段を使う、遠い改札口から出るなどして、少しでも多く歩くようにしましょう。また、ふだんの買い物や家事、通勤などで消費される熱量をNEAT(非運動性熱産生)といい、日常的に家事などでこまめに動いている人はNEATによって1日800キロカロリーほど消費しています。昼間はゴロゴロせずに家事などで動き、NEATを高めれば太りません」

ヤセたい人は、まず夜にきちんと7時間寝て、朝起きよう。これを無視したダイエットは、無意味と心得て!

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