今日の為替市場ポイント:米長期金利低下や原油安でリスク選好的な円売り抑制

今日の為替市場ポイント:米長期金利低下や原油安でリスク選好的な円売り抑制

  • FISCO
  • 更新日:2016/10/18
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株式会社フィスコ

17日のドル・円相場は、東京市場では103円93銭から104円37銭で推移。欧米市場でドルは一時103円79銭まで反落し、103円90銭で取引を終えた。

本日18日のドル・円は、主に103円台後半で推移か。米長期金利の低下や原油安を意識してリスク選好的な円売り・ドル買いはやや抑制される見込み。

フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長は17日にエコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークでの講演を行った。フィッシャー副議長は、インフレ目標を3%に引き上げることにについて問われたが、「われわれは持続可能な最大雇用および2%のインフレ目標にかなり近づいている」と述べており、「(目標達成に)極めて近い状況で目標を変更することは問題だ」と反論した。フィッシャー副議長は、「金利が現在の水準に長くとどまれば、米経済は将来的に深刻な景気後退に見舞われる」との懸念を示した。

市場関係者の間からは「フィッシャーFRB副議長の見解は金融当局者としては当然であり、近い将来における利上げ実施を正当化した」との声が聞かれている。17日に発表されたNY連銀製造業景気指数は-6.8に悪化したことから、米長期金利はやや低下したが、12月利上げを妨げる指標ではないとみられている。18日発表の9月消費者物価コア指数が予想通りの数値なら12月利上げを後押しする材料となり、主要通貨に対するドル買いがやや強まる可能性がある。

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