明治大学の宮下芳明教授らが熱溶解積層方式での滑らかな手触りの3Dプリント手法を開発

明治大学の宮下芳明教授らが熱溶解積層方式での滑らかな手触りの3Dプリント手法を開発

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  • 更新日:2016/10/20
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出力の様子

明治大学総合数理学部の宮下芳明教授と、大学院理工学研究科博士後期2年の高橋治輝氏は、熱溶解積層方式3Dプリンタによって、滑らかで凹凸感のあるシートを作成する手法を開発した。今回開発された手法での3Dプリントは、透明樹脂や柔軟性が高い樹脂との相性が良く、蛇革のような感触や高級な雰囲気の表現などが可能だ。プリント後のシートはレーザーカッターで容易に切断でき、その見た目を日用品に付加するような応用も実現できる。

熱溶解積層方式は、熱を加えると変形しやすくなるABS樹脂やPLA樹脂のような素材を溶かして積層させ、幾重にも“積み重ねる”ことで立体形状を作るもの。一般的な3Dプリンタでの造形では、プラスチック樹脂の積層による段差が目立ってザラついた手触りとなる。この問題を安価な3Dプリンタで解決することは難しく、滑らかなものを作ることが困難であった。今回考案された造形方法では、3Dプリンタの樹脂の押し出し方や樹脂量を制御することで、さまざまな太さの構造を1度の押し出しで作ることに成功。プラスチック樹脂が積層されないため、押し出された樹脂は滑らかな表面となる。これを敷き詰めることにより、手触りが滑らかで均一な凹凸を備えるシートの作成が可能となった。

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柔軟性のある樹脂の活用

明治大学総合数理学部 宮下芳明研究室
URL:http://www.meiji.ac.jp/
URL:http://miyashita.com/
2016/10/19

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