【CL採点&寸評】MOMは貴重な追加点をもたらしたマルセロ!ジダンの強気の采配が好結果を生む

【CL採点&寸評】MOMは貴重な追加点をもたらしたマルセロ!ジダンの強気の采配が好結果を生む

  • サッカーダイジェストWeb
  • 更新日:2018/02/15
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エメリ監督は66分、カバーニに代えてムニエを投入。この采配が、結果的に裏目に出た。(C)Getty Images

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【警告】マドリー=イスコ(33分)、ナチョ(78分) パリSG=ネイマール(15分)、ロ・チェルソ(25分)、ラビオ(64分)、ムニエ(90分) 【退場】なし 【MAN OF THE MATCH】マルセロ(R・マドリー)

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アセンシオの投入で流れがR・マドリーに傾き、終盤の逆転劇を呼び込んだ。(C)Getty Images

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【警告】マドリー=イスコ(33分)、ナチョ(78分) パリSG=ネイマール(15分)、ロ・チェルソ(25分)、ラビオ(64分)、ムニエ(90分) 【退場】なし 【MAN OF THE MATCH】マルセロ(R・マドリー)

[チャンピオンズ・リーグ ラウンド16第1レグ]レアル・マドリー3-1パリSG/2月14日/サンチャゴ・ベルナベウ

【R・マドリー|採点・寸評】
チーム 6.5
先制点を許す苦しい展開も、序盤から見せた攻守に渡るアグレッシブなプレーとアセンシオなど交代出場組の活躍により、終盤に見事な逆転勝利。83分のC・ロナウドの勝ち越し点に続き、この日絶好調だったマルセロが追加点を奪い、第2レグに向けて大きなアドバンテージを手にした。

[GK]
1 ケイラー・ナバス 6.5
後半立ち上がりのエムバペのシュートなど、3度の好セーブでピンチを防ぐ。最近の好調ぶりを大一番で見せつけた。

[DF]
4 セルヒオ・ラモス 6
二度の身体を張ったシュートブロックで気迫のこもった守備を披露。エムバペに簡単にクロスを許した先制点の場面がマイナス点だ。

5 ラファエル・ヴァランヌ 6.5
長いリーチを活かしたパスカットが光り、水際で敵の攻撃を食い止める。課題の集中力が最後まで途切れなかった。

6 ナチョ 5.5
出場停止のカルバハルに代わって右SBを務める。ネイマール封じに奔走するも、後手に回った感は否めない。

☆MAN OF THE MATCH
12 マルセロ 7.5
果敢な攻め上がりから、再三チャンスを作り出し、86分にはジャンピングボレーで貴重な追加点。2得点のC・ロナウドを上回る特大のインパクトを残す。

[MF]
10 ルカ・モドリッチ 6
豊富な活動力と得意の運ぶドリブルで安定したプレー。コンディションの良さを窺わせた。

14 カゼミーロ 6.5(79分OUT)
ピンチの芽を次々に潰し、守備での貢献は特筆に値。38分には、カバーニの決定的なシュートをブロックした。

8 トニ・クロース 7
的確なサイドチェンジのパスで攻撃を構築すれば、機転の利いたショートコーナーからPKを奪取。オーガナイザーぶりが際立った。

22 イスコ 6(79分OUT)
鋭いチェックで何度もボールを奪取。タッチ数は多かったものの、効果的なパスは60分にニアサイドへ飛び込んだベンゼマに送った一本のみに終わる。
[FW]
7 クリスチアーノ・ロナウド 7
CLとの相性の良さを、この日も証明。前半終了間際に今大会7戦連発(昨シーズンの決勝と合わせると8試合連続)となるPKを決めると、83分にはGKアレオラがはじいたこぼれ球に詰めて値千金の決勝ゴール。ミスショットが目立ちながらも結果的には2ゴールを叩き出し、相変わらずの千両役者ぶりを見せた。

9 カリム・ベンゼマ 5.5(68分OUT)
C・ロナウドとの連動で、左右に流れながらボールを引き出す動きは悪くなかったが、なかなか見せ場を作り出せず途中交代もやむなしか。アレオラにセーブされた42分の左足のシュートは惜しかったが……。

[交代出場]
FW
11 ガレス・ベイル 6(68分IN)
先発も予想されたが、イスコにその座を譲った。ベンゼマに代わって2トップの一角に入る。アセンシオへのスルーパスがC・ロナウドの勝ち越し弾の起点となった。

MF
20 マルコ・アセンシオ 7(79分IN)
途中交代で一気に流れを変える。それまでマルセロが孤立する場面が多かった左サイドに入り、ドリブルでの積極的な仕掛け、クロースらとの細かなパス交換によって、対峙するムニエを翻弄。終盤の2ゴールに絡み、チームに大きなアドバンテージをもたらした。

MF
17 ルーカス・バスケス 6(79分IN)
アセンシオとともに投入され、いきなりベイルにスルーパスを通すなど存在感を発揮。持ち味の運動量で右サイドを活性化した。

[監督]
ジネディーヌ・ジダン 6.5
敵の左SBユーリの攻め上がりに対する守備が疎かになるなど、戦術面のミスが見られた。交代カードを切るのがやや遅い感があったものの、79分にアセンシオとL・バスケスを投入して4-4-2に変更。この二枚代えが流れを変え、結果的に采配が的中した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●江國森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)[チャンピオンズ・リーグ ラウンド16第1レグ]レアル・マドリー3-1パリSG/2月14日/サンチャゴ・ベルナベウ

【パリSG|採点・寸評】
チーム 6
早い時間帯にアウェーゴールを奪う理想的な展開で、王者R・マドリーを翻弄する時間帯も少なくなかった。80分まではほぼ狙い通りのプレーができていただけに、残り10分からのR・マドリーの急激な“変化”に対応できなかったのが悔やまれる。タレント力は申し分ないが、チームとしての完成度の部分でホームチームに及ばず。

[GK]
16 アルフォンス・アレオラ 6
C・ロナウドの至近距離からのシュートを顔面でストップした28分のセーブに代表されるように、鋭い反応でたびたびピンチを防いだ。1試合を通じて好パフォーマンスを見せていただけに、終盤の失点が悔やまれる。

[DF]
3 プレスネル・キンペンベ 5
ビッグゲーム特有の緊迫した雰囲気に呑まれたわけではないだろうが、本来の迫力ある守備は影を潜め、プレーには迷いが感じられた。83分には、自身の中途半端なクリアボールを拾われ、そこから攻め込まれて逆転弾を許している。

5 マルキーニョス 6.5
インテリジェンスに富んだ守備が持ち味の若きDFリーダーは、安定感のあるディフェンスと高い集中力でピンチを防いだ。ラインコントロールも巧みで、覇気が感じられないキンペンベのカバーリングもほぼ完璧にこなしていた。

17 ユーリ・ベルチチェ 6
久々の母国でのプレーに発奮したのか、目まぐるしく攻守が入れ替わる展開の中で多くの見せ場を作った。攻撃時には鋭いオーバーラップから質の高いクロスで好機を演出。

32 ダニエウ・アウベス 6.5
同胞マルセロとのマッチアップは見応え十分。ライン際にこだわらず、相手守備網の間隙を縫うように、自由なコース取りで繰り出すオーバーラップはR・マドリーを翻弄した。一列ポジションを上げた終盤は、逆に怖さが半減した印象も。

[MF]
6 マルコ・ヴェッラッティ 6
攻め込まれた後にいち早く脱出経路を見出し、前線に素早くボールを供給するという司令塔としての役割は十分に果たせていたものの、時間の経過とともに守備に追われ、中盤での存在感が希薄に。

18 ジオバニ・ロ・チェルソ 5.5(84分OUT)
アンカーの位置での散らしのパス、相手DFラインの裏に落とすミドルレンジのフィードに非凡なセンスを感じさせたが、エリア付近での守備がとにかくお粗末。微妙な判定ではあったものの、クロースを倒してPKを献上した前半終了間際のプレーは軽率すぎた。

25 アドリアン・ラビオ 6.5
強力3トップの背後のスペースで、ある時はサイドライン際まで流れて、泥臭い仕事を優雅にこなす。33分にはネイマールの巧みな落としから鮮やかな先制ゴールを叩き込んだ。守備での貢献も高く評価できる。
[FW]
9 エディンソン・カバーニ 5(66分OUT)
敵のマークを引き付け、スペースを作る動きには光るものがあったが、本来の点取り屋としての仕事はさせてもらえず。ノーインパクトのまま66分にピッチを後にした。

10 ネイマール 6
バルサにおけるメッシのように、ゴール前、サイド、中盤とあらゆる局面に顔を出し、王様然としたプレーを披露するも、周囲との連動性を欠き孤立する場面が。バルサの10番のように、ベルナベウのファンを静まり返らせることはできなかった。

29 キリアン・エムバペ 6
右サイドに入った前半は、先制ゴールのきっかけとなるクロスを供給するなど何度か見せ場を作ったが、カバーニ交代後に任された3トップの中央では窮屈そうなプレーに終始。

[交代出場]
DF
12 トマ・ムニエ 5(66分IN)
攻撃に転じた際はまずまずの存在感を放ったものの、守備者としては、この舞台に立つレベルにはなかった。案の定、敵将ジダンの標的となり、まんまとその餌食となった。

MF
23 ユリアン・ドラクスラー -(84分IN)
1-2と逆転されたタイミングで投入され、左のアウトサイドでプレー。ゲームに入り込めないまま、タイムアップの笛を聞いている。

[監督]
ウナイ・エメリ 4.5
カバーニの途中交代は理解できなくもないが、なぜ代わりに送り込むのがディ・マリアではなく右SBのムニエだったのか。マルセロを苦しめていたエムバペとD・アウベスの縦の関係を壊したこの采配が、ジダンにカゼミーロ外し(アセンシオの起用)を決断させたのは間違いない。みずから良い流れを止め、敗戦を演出したと言われても致し方ないだろう。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●竹田忍(サッカーダイジェストWeb編集部)

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