濱田龍臣「キラキラした青春がてんこ盛り。こんな青春があったらよかった」【あの人と本の話『SPY×FAMILY』】

濱田龍臣「キラキラした青春がてんこ盛り。こんな青春があったらよかった」【あの人と本の話『SPY×FAMILY』】

  • ダ・ヴィンチニュース
  • 更新日:2021/06/11
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毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、7月9日(金)公開の青春ラブストーリー映画『ハニーレモンソーダ』で、主人公の大人びた友人を演じた濱田龍臣さん。大好きなマンガについて、完成した映画を観て感じたことについて、じっくりお話を伺いました。

(取材・文=波多野公美 撮影=山口宏之)

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バトル系のマンガが大好きで、完結済みの長編作品を何度も読み返して物語を堪能するという濱田さん。読むのは単行本派で、本が出るのを楽しみに待っている連載も多いという。好きなマンガのタイトルをうかがうと、少し前に完結した作品から、連載中のものまで、名作・人気作の名前がたくさんあがった。

「けっこう広く浅く読んでいて、『キングダム』『鋼の錬金術師』『僕のヒーローアカデミア』『炎炎ノ消防隊』『アルスラーン戦記』――『HUNTER×HUNTER』も続きを待ってます(笑)。両親の影響で読んだマンガも多いです。ハガレン(『鋼の錬金術師』)は母が『自分もアニメを好きだった』と言うので気になっていたら、3年前くらいの誕生日に全27巻をドンとプレゼントしてくれて、読み倒しましたね。『キングダム』も父に誘われて一緒に映画を観に行ったらおもしろくて、そうしたら『原作のマンガがいいんだ』と教えてくれて。接骨院の待合室かなにかで読んだらしいんですが僕は行く機会がないので、50巻以上を大人買いしました。父には『お前何やってんの』って言われましたけど(笑)」

濱田さんが本誌で選んだ一冊は、話題のマンガ『SPY×FAMILY』。凄腕スパイのロイド、超能力を持つ娘アーニャ、殺し屋の妻ヨルの3人がお互いに正体を隠しながら、それぞれの目的のために擬似家族として暮らすアクションホームコメディだ。全員が‟演じている“マンガでもあるが、俳優としてそんな設定が響いたりもするのだろうか?

「そこを意識しては読んでいなかったですね。ただただおもしろいなあと。このマンガはジャンプ作品のなかでもほのぼのしているので、僕はいやしを求めて読んでいる感じです。たまに緊迫感があるのもいいなあと思いながら。マンガを読むときも小説を読むときも、俳優としてもし実写化したら?とは考えずに、純粋に物語を楽しんでいます」

濱田さんが主人公の大人びた友人・友哉を演じた映画『ハニーレモンソーダ』は累計700万部突破の大ヒット少女マンガが原作の青春ラブストーリー。濱田さんが演じた友哉は、高校で注目をあびる華のあるグループのひとりで、映画では登場シーンからキラキラのオーラを振りまいている。

「試写を観て、こうなったかーと(笑)。スカしてる感じとか。友哉は俯瞰しているキャラクターなので、そういうふうにやろうと思ってはいたんですが。原作を読んで、なるべく自分なりの理解というか、解釈をして、台本とも照らし合わせながら、友哉はこういう人なんだろうな、こう考えているのかなとか、いろいろ考えながらお芝居を組み立てていきました」

撮影は昨夏、コロナ禍のなかで行われた。エンドロールに撮影時のオフショットが使われているので、観客も現場の様子を知ることができる。

「毎日学校に行っている気分で、撮影はすごく楽しかったです。コロナ禍ではありましたけれど、みんな気をつけながら、そのなかでも楽しみながら、笑顔がたえない素敵な現場でした。ラウール……ラウちゃんが3つ下の現役高校生で、年下の人と一緒に仕事をする経験もあまりなかったですし、こういう恋愛系の作品も、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』以来2作目で、海やお祭りに行ったり、一緒に勉強するシーンがあったり、こんなキラキラした青春があったらいいな、高校生の持っているエネルギーってすごいな、と思いました。お腹いっぱいになるくらい、青春がてんこ盛りでしたね(笑)」

今回は恋愛をする役ではなかったが、画面のなかで濱田さんが演じた友哉は、とても魅力的だった。この作品をきっかけに、恋愛をテーマにした作品へのオファーも増えるのでは?

「そういう自分を観るのはちょっと恥ずかしかったですが、二十歳になったので、これからはそういう役もしてもいいんじゃないかなと思っています。……がんばります!」

衣装協力:ジャケット8万1400円 パンツ4万7300円(サイ/マスターピースショールーム)Tシャツ1万9800円(サイベーシックス/マスターピースショールーム)(ともにTEL03-5414-3531)

はまだ・たつおみ●2000年、千葉県生まれ。06年、子役としてデビュー。大河ドラマ『龍馬伝』、実写版『怪物くん』などで注目を集める。17年、『ウルトラマンジード』で主演。映画『記憶屋 あなたを忘れない』『ブレイブ-群青戦記-』ほか、ドラマ、CM、舞台、バラエティと多方面で活躍中。

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