縄文遺跡群どう活用?/つがる市でフォーラム

縄文遺跡群どう活用?/つがる市でフォーラム

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2022/09/24
No image

縄文遺跡群の保存、活用について意見を出し合ったパネルディスカッション

青森県つがる市と市教育委員会は23日、市世界遺産登録記念フォーラム「つがる市の縄文遺跡~未来へつなぐつがるの宝~」を市生涯学習交流センター「松の館」で開いた。同市の亀ケ岡石器時代遺跡と田小屋野貝塚を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録から1年がたったことを受け、今後必要な遺跡群の保存・活用の在り方や課題を探った。

八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館の小久保拓也副参事と、青森市の小牧野遺跡保存活用協議会の竹中富之代表理事が講演。

小久保氏は子どもが考古学を楽しく学べる「これかわ考古学クラブ」の活動に関し、「発掘調査の測量や土器作り体験など、学校ではできない体験ができるとあって子どもが集まってくる。ニーズがある」と紹介。

竹中氏は、各種催しを通じた小牧野遺跡の活用例に触れた上で、遺跡をどう未来につなぐかについて「大人がパッション(情熱)とミッションを持って、若い世代に発信していくべき」と強調した。

パネルディスカッションでは両氏に加え、つがる市教委文化財課の羽石智治係長も登壇。羽石係長は、駐車場がない田小屋野貝塚に行くには、亀ケ岡石器時代遺跡の近くにある駐車場付きの縄文遺跡案内所から歩かなければならないため、見学者が少ない現状を課題に挙げた。

同市教委はフォーラムの中で、地元の小中高生から募っていた遺跡PRキャッチコピーの選考結果も発表。瑞穂小6年・片山奈保さんの「世界にかがやけ 縄文遺跡」が最優秀賞に選ばれた。今後、市役所本庁舎に看板を掲示する。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加