スマートウォッチを押すとiPhoneが喋る シチズン「Eco-Drive Riiiver」の新機能を試す

スマートウォッチを押すとiPhoneが喋る シチズン「Eco-Drive Riiiver」の新機能を試す

  • ASCII.jp
  • 更新日:2020/11/20
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光で発電するシチズン時計のIoTスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」では、ボタンを押すことで、予め割り当てた機能を実行できるのが特徴だ。ただし、スマートウォッチ自体にはディスプレーが備わっておらず、情報を検索するといった操作をする場合には、スマホ側のディスプレーに表示される通知を確認しなくてはならない。しかし、iOSデバイスに関しては、「Riiiver」アプリに10月に追加された機能を活用することで、スマホが音声を読み上げられるようになった。本稿では、同機能を活用するレシピの例を紹介したい。

Eco-Drive Riiiverで「iiidea」を使う流れをおさらい

Eco-Drive Riiiverの初期設定方法や、「iiidea(アイイデア)」の使い方については過去の連載記事で解説済みだ。そのため、詳細な操作手順は割愛したい。ただし、全体像を理解するために、Eco-Drive Riiiverでiiideaを使う大まかな流れはおさらいしておこう。すでに同機を使い慣れているような人は、読み飛ばしてもらって構わない。

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「Eco-Drive Riiiver」(ウォッチ本体)と、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリ、および「Riiiver」アプリを利用する大まかな流れ

Eco-Drive Riiiverでオリジナルの機能を作成して利用するためには、2つのアプリが必要となる。1つ目の「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」は、スマートフォンとEco-Drive Riiiverをペアリングし、データの連携をする際に必要となる。2つ目の「Riiiver」アプリは、Eco-Drive Riiiverのボタンを押した時に動作する「iiidea」という機能のセットをカスタマイズできる。

初期設定が終わった状態で、まずは「Riiiver」アプリからオリジナルの機能のセット(=iiidea)を作成する。これを「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリからウォッチに配置して、詳細なパラメータを整える。最後に、ウォッチのボタン操作で、アプリの設定をウォッチ同期する。これで、ウォッチのボタン操作でカスタマイズした機能が実行されるようになる。

本稿では、「Riiiver」アプリで作成するiiideaのレシピと、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリで整えるパラメータの調整手順を紹介しよう。

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「T」は「ボタン押し」を選択

具体的な設定手順

「Riiiver」アプリでは、「T(トリガー)/S(サービス)/A(アクション)」の3つで用意された項目を選び、iiideaの枠組みを作る。今回のレシピでは、Tに「ボタン押し」、Sに「今の天気(文字)」、Aにウォッチの「テキスト読み上げ」を選択し、iiideaを作成した。

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「S」は「今の天気(文字)」を選択

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「A」は「テキスト読み上げ」を選択

このiiideaを「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリにあるスロットに配置。アイコンをタップして、詳細な条件を整えた。要するにそのままiiideaを使うと、「晴れ」や「曇り」などの情報しか読み上げてくれないので、「今日の天気は~」「~です」という前後の文を設定するわけだ。

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ダウンロードしたiiideaのアイコンをスロットにドラッグアンドドロップで配置したら、そのアイコンをタップ(左)。天気を聞きたい地点を任意に設定するか、現在地の情報を確認するチェックマークを入れるかしよう(右)

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ここでは、「はじめの言葉」と「終わりの言葉」にそれぞれ「今日の天気は」と「です」を入力(左)。なお、いきなりiPhoneが喋りだすとびっくりするので、「通知音」にチェックを入れておくのがおすすめだ(右)

上述の設定が完了したら、Eco-Drive Riiiver本体の2時位置と4時位置(金色)のボタンを同時押しして、iPhoneとの同期をする。これで、作成したiiideaが使用できるようになる。ウォッチの4時位置にある黄色のボタンを押し、iiideaをセッティングしたダイヤルに針を合わせたら、2時位置のボタンを押して実行しよう。

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本稿で紹介した機能を利用するには、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリがバックグラウンドで起動している必要がある

テキスト読み上げの使い勝手について

本稿で取り上げた「テキスト読み上げ」機能のPieceは、まずiOS限定で使えることを理解しておこう。さらに同機能を使用するためには、ウォッチをペアリングしたデバイスで、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリが起動していなければならない。同アプリがバックグラウンドで起動していれば、端末がスリープ状態になっていても、トリガーを満たすと音声読み上げが実行された。

一方、アプリが起動していなければ、トリガーの条件を満たしても、音声は鳴らなかった。設定するトリガーによっては、公共の場などで、アプリを起動状態にしておかないようにするなど、うっかり音が鳴ってしまわないような工夫が必要かもしれない。

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なお、「Riiiver」アプリでiiideaを作成する際、S Pieceの「テキスト読み上げ」に対応するT/AのPieceを探すには、先に「S」で「テキスト読み上げ」を指定し、対応する「A」を探すといったように順番を工夫すると良い。

同記事執筆時点で、「今の天気(文字)」以外に実用的に思えたA Pieceは、「目的地に到着する時間」や「料理名取得」「お酒の名前を取得」「太陽と月」「位置情報から住所割出」「気温・降水確率」「登録者数(YouTube)」など。相性の良いさそうな組み合わせは限られているが、どれもスマホの画面を見ずとも音で確認できるのならば、試す価値はありそうだ。

■関連サイト

Riiiver Developers

シチズン公式オンラインストア

Eco-Drive Riiiver 取扱店舗

Eco-Drive Riiiver(製品ページ)

Eco-Drive Riiiver(サポートページ)

公式アプリ CITIZEN Eco-Drive Riiiver(iOS App Store)

公式アプリ Riiiver(iOS App Store)

公式アプリ CITIZEN Eco-Drive Riiiver(Android Google Play Store)

公式アプリ Riiiver(Android Google Play Store)

IoTプラットフォームサービス Riiiver

シチズン時計(公式サイト)

井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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外部リンク

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