雨の脅威、コンクリート舗装えぐる 世界遺産・白神山地「暗門の滝」に向かう遊歩道、通行できず

雨の脅威、コンクリート舗装えぐる 世界遺産・白神山地「暗門の滝」に向かう遊歩道、通行できず

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2022/08/06
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3日の大雨の被害を受けた暗門の滝までの「暗門渓谷ルート」(西目屋村提供)

青森県西目屋村にある世界自然遺産・白神山地の観光スポット「暗門の滝」に向かう遊歩道「暗門渓谷ルート」の一部が、3日の大雨で流され通行できなくなっていることが5日、分かった。コンクリートで舗装された歩道が大きくえぐられ、復旧には時間がかかる見通し。

遊歩道は世界遺産緩衝地域にあり、村が管理している。観光施設「アクアグリーンビレッジANMON」付近から滝までの約2キロをつなぐ。今季は、土砂崩れによる県道岩崎西目屋弘前線「白神ライン」の通行止めの解除に合わせ、先月26日に開通したばかりだった。

5日に村の担当者らが現地で被害を確認した。損傷が激しいのは、約2キロの道のりのうち1割ほど。歩道がえぐれて流されたり、川に架かる木製の橋が流されたりした。

アクアグリーンビレッジスタッフの佐藤俊司さん(64)は「この辺りの観光は、やっぱり滝に行けてなんぼ。白神ラインの開通が夏休みに間に合ったと思った矢先、また頭をひっぱたかれた気分」と話す。

村産業課の山内啓太係長は「自然の力には勝てない。なるべく紅葉シーズンには間に合うように復旧させたいが…」と話した。

大雨の影響で、アクアグリーンビレッジのキャンプサイトも利用を中断中。コテージや売店は利用可能で、「世界遺産の径(みち)ブナ林散策道」も通行できる。暗門から津軽峠までの白神ラインと高倉森自然観察歩道は通行止め。

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