[25日 ロイター] - 男子テニスで世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(20、スペイン)は25日、今月に開幕する四大大会の全仏オープンで自身は優勝の本命ではないとし、大会を楽しむことが最優先と語った。

男子テニスで世界ランキング1位のカルロス・アルカラスは25日、今月に開幕する四大大会の全仏オープンで自身は優勝の本命ではないとし、大会を楽しむことが最優先と語った。ローマで15日撮影(2023年 ロイター)
今大会では、大会最多14勝を誇るディフェンディングチャンピオンのラファエル・ナダル(スペイン)がけがで欠場し、組み合わせで同じ山に入ったアルカラスと四大大会22勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に注目が集まっている。
しかし、アルカラスは開幕前のイベントで「ベストを尽くすことだけを考えている。自分は優勝の本命ではないが、候補の1人には入るだろう。あまりプレッシャーはない」とし、「最高のテニスを見せ、楽しむためにここにいる。もちろん良い結果になるよう努力するが、それだけを考えているのではない」と話した。
アルカラスはシングルス初戦で、予選勝者か、予選で敗退したものの欠場者のために繰り上がり出場となる「ラッキールーザー」と対戦する。