
(metamorworks/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
職場のプレゼンや、旅行や飲み会のお店選びなど、自分の意見を通したい! と思う瞬間もありますよね。どうすれば、自分の提案をスムーズに周囲に受け入れてもらえるのでしょうか?
fumumu取材班が、提案力を高める方法を聞いてきました。
(1)プランは複数用意
「通したいプランが自分の中で決まっていても、プレゼンをするときは複数のプランを用意したほうがいいですよ。ひとつしか用意していないと、周りは『ゴリ押しするつもりか?』と警戒してしまうから。
周りにしっかりと納得してもらいたいなら、他のプランと比較させながら、最良のものを自分たちで選んだと思ってもらう必要があるんですよね。
複数のプランを比較しながら説明しつつ、自分がおすすめしたいプランをさりげなく持ち上げて話すのがコツです。周りが納得してくれたほうが、プランが通った後も作業がスムーズに進みますよ」(30代・女性)
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(2)指摘を活用する
「自分の意見に周りから指摘が入ったら、それはチャンスだと思います。その指摘をクリアできたら通していい、ということかもしれないから。
例えば会議の場で、自分の提案に対して予算の指摘があったら『予算を◯%抑えられたら、このプランで進めてもいいですか?』と相手の言質をとってしまうんです。ゼロからまた提案するより、そのほうが自分としても楽だと思いますよ。
策略家の人なら、あえて指摘されやすいポイントを残しておいて、変更後に『クリアしたんでOKください!』とアピールする人もいるかも。相手の指摘を拒否するとバトルになりがちなので、真摯に受け入れてどうフォローするか考えたほうが得策です」(20代・女性)
(3)自信があるフリ
「話す内容が同じでも、話し方によって相手が受け取る印象はまったく変わると思います。内容がしっかりしていても、オドオドと自信なさそうに話されると、やっぱり『大丈夫かな?』と心配になってしまうから。
内心は不安でも、表面上は自信があるフリをしたほうがいいと思います。声はなるべく張って、視線もキョロキョロさせないで。
『あー』『えーと』を多用するのも避けたほうがいいですよね。堂々とした姿で話せたら、それだけで説得力が倍増すると思います」(20代・女性)
「本当に通したいプラン」「比較して落としたいプラン」をどちらも用意しておくのは、かしこい方法かもしれません。
落としたいプランのほうに流れないように、通したいプランのアピールポイントはしっかりまとめておきましょう!
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(文/fumumu編集部・nana)