任期満了に伴う松前町長選挙が21日に告示されました。これまでに現職と新人の2人が立候補し、8年ぶりの選挙戦に突入しました。
立候補しているのは、新人で元町職員の田中浩介さん(40)と、現職で2期目の岡本靖さん(70)です。
田中浩介候補:
「若い力がエネルギーがなければ、子どもたちも高齢者のみなさんも支えることはできない。そのためには10年先、20年先を見据えて1秒でも速くこの課題に取り組む必要があります。課題が希望に変わる。新しい松前をみなさんと一緒に作っていきます」
新人の田中さんは現町政の刷新を訴え役場を退職し立候補。18歳までの医療費無償化など子育てしやすい街づくりを訴えます。
岡本靖候補:
「松前町のブランディングを進め、子育て環境の向上を図るなど、新しい松前を作ってきた2期8年だと思っています。実直・誠実・正直な町づくりを3期目においても進めて参りたいと思っております」
岡本さんは重信川の防災減災対策や子育て支援の充実など、2期8年の実績をアピール。町政の継続を訴えます。
選挙戦は現職の町長と元町職員の一騎打ちになるとみられ、町政の継続か刷新か町民の判断の行方が注目されます。
松前町長選挙は11月26日に投票が行われます。