寒波による電力不足解消にアサヒGHDが協力 茨城などの3工場の自家発電量を増加し供給

寒波による電力不足解消にアサヒGHDが協力 茨城などの3工場の自家発電量を増加し供給

  • 日本食糧新聞電子版
  • 更新日:2021/01/12

アサヒグループホールディングス(GHD)は、日本海側を中心に押し寄せている寒波に伴う暖房利用の増加による電力不足解消にグループを挙げて協力する。グループ傘下のアサヒビール茨城工場、アサヒ飲料群馬工場、アサヒグループ食品栃木さくら工場にて、自家発電する電力量を増加させ、6日から15日まで東京電力パワーグリッド社に供給する。

寒波の影響から想定以上に暖房用の電力需要が増加するため、東京電力パワーグリッド社が自家発電設備を持つ企業に電力の融通を要請している。寒波の状況次第では、電力提供期間の延長も行う予定だという。

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アサヒビール茨城工場

グループ内の3つの工場に設置するコ・ジェネレーションシステムの操業を上げ、発電した電力により最大限電力受電量を低減させるとともに、一部を東京電力パワーグリッド社に供給する。各工場にて商品の製造量が少ない余力時間帯にもコ・ジェネレーションシステムを稼働させ、発電量を増やし電力不足に協力する。6日から15日までの期間で、3工場で約35万kWh(約4万2000分の1日の消費電力に相当)を追加発電する予定だ。

同グループの製造拠点では、燃料転換や排水からメタンガスを回収・有効利用できる嫌気性排水処理設備など、環境・省エネルギー設備の導入を継続的に進めている。発電した電力と発生した排熱の両方を利用し、省エネルギー効果、CO2削減効果を図れるコ・ジェネレーションシステムを主な製造拠点に設置しており、このシステムを活用した取組みとなる。

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アサヒビール茨城工場

同グループは「持続可能な地球環境の実現を目指し、環境経営における気候変動に関する中期目標『アサヒカーボンゼロ』を2018年に設定している。その一環として、環境・省エネルギーの設備の導入を続けているが、地球温暖化による自然災害の発生時などには、今後も社会への貢献に協力を惜しまずに取り組んでいきたい」としている。

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