古江彩佳に10打差つけられた稲見萌寧 不調で25位「私がくじけてコーチも困っていた」

古江彩佳に10打差つけられた稲見萌寧 不調で25位「私がくじけてコーチも困っていた」

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  • 更新日:2021/11/25
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2オーバーで25位タイと出遅れた稲見萌寧【写真:Getty Images】

女子ゴルフの今季最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ開幕

女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)が25日、開幕した。賞金ランキング1位・稲見萌寧(都築電気)は、ショットの不調が響いて、1バーディー、3ボギーの74となり、25位タイと出遅れた。同じ最終組の同2位・古江彩佳(富士通)は64の8アンダーで単独首位。一気に10打差をつけられる展開になったが、稲見は「毎日アンダーを出せるように」と、残り3ラウンドでの巻き返しを誓った。

いつもの稲見ではなかった。ドライバー、アイアンとも精彩を欠き、ショートゲームでのミスもあった。

「最初の方は良かったのに、5番(パー3)からショットが悪くなって、パーを取るのが精いっぱいでした。ティーショットがつかまり気味で、私がくじけて、(キャディーを務める)コーチも困っていました」

確かに5番では、左バンカーからの第2打をグリーンオンできず、9番パー4では第1打を左サイドの木に当てるなど、稲見らしからぬミスもあった。

「5番のバンカーショットは打ち上げなのに、左足下がりという難しいライで覚悟はしていました。9番はフェードで右に曲がるはずが、逆のドローになってしまって……。もう、80ぐらい打ってもおかしくない内容でした」

そして、バーディーラッシュのライバルへの意識もあってか、同組の古江との会話は一切なかった。いつもの稲見なら、優勝争いの最中でも同組選手と会話もするが、「調子が悪くて、それどころではなかった」。抱える腰痛については、「(痛み止めの)薬は飲んでいますが、気にはならかったです」と振り返った。

もっとも、実力者の稲見は終盤になるにつれ、本来のショットを取り戻し、11番パー5以降はボギーなし。難関の最終18番パー4では、ドライバーで放った第1打をフェアウェー中央に置き、ピン上6メートルに2オン。大幅に曲がる下りフックラインのパットを「1クラブ分右に」打ち出し、ジャストタッチで沈めた。

うっぷんを晴らす初バーディーで、稲見は思わずバンザイ。古江とは10打差がついたが、「残りは毎日、アンダーを出せるようにしたいです」と言い、しっかりと前を向いた。

<賞金女王争いの状況>

1位の稲見と2位の古江との差は、1696万8474円。今大会の優勝賞金は3000万円で、古江が逆転賞金女王に輝くには、最低でも単独2位以上になる必要がある。古江が優勝の場合は、稲見が単独3位(1200万円)以下、古江が単独2位(1800万円)の場合は、稲見が単独14位(96万円)以下になることが条件だ。88年のツアー制度施行後、最終戦までもつれたケースは15例。そのうち、最終戦で逆転して頂点に立った女王は6人いる。(THE ANSWER編集部)

THE ANSWER編集部

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