岩井明愛、逆転女王へ「最終戦だからこそ一番楽しみたい」/国内女子ゴルフ

岩井明愛、逆転女王へ「最終戦だからこそ一番楽しみたい」/国内女子ゴルフ

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  • 更新日:2023/11/21
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ガッツポーズで健闘を誓う岩井明愛(左)と岩井千怜(撮影・中島信生)

女子ゴルフの今季最終戦「JLPGAツアー選手権リコー杯」は23日に宮崎CC(6497ヤード、パー72)で開幕する。ポイントランキング上位3人に絞られた年間女王争いで同ランク3位の岩井明愛(21)=Honda=は21日、会見し、逆転女王がかかった最終決戦にも「楽しみたい」といつものスタイルを貫くことを誓った。

1年前はロープの外から双子の妹・千怜を応援していた岩井明愛が、主役の一人として宮崎に乗り込んできた。昨年はポイントランク40位。今年は同ランク3位と年間女王の可能性を残して最終決戦を迎える。

「最終戦だからこそ一番楽しみたい。1位を狙えるチャンスもあるし、それも楽しみ。千怜と一緒に頑張りたいです」

この日の練習ラウンドで初めて回った宮崎CCは高麗芝のグリーンが特徴だ。ツアーで高麗グリーンは「ダイキンオーキッドレディス」の琉球GC、「フジサンケイレディスクラシック」の川奈ホテルGC富士C、そして今回の3コースだけ。2021年6月のプロテスト合格後、高麗グリーンでプレーしたのは今年の琉球GCと川奈の2度しかない岩井明には、グリーン上が戴冠のカギとなるのは間違いない。

「高麗は芝目がある分、横から打つと切れたりする。あまり意識はしないけど、そこは気をつけたい。グリーン周りも難しいので、引き出しをたくさん使いたい」

逆転女王には単独5位以上が最低条件。重圧とは無縁の21歳が、楽しみながら1着のゴールに飛び込む。(臼杵孝志)

■年間女王の行方

可能性があるのはポイントランク1位の山下美夢有、57・13ポイント差で2位の申ジエ、100・39ポイント差で3位の岩井明愛の3人。自力で決められるのは3人とも優勝のみ。申ジエは単独13位以上、岩井明は単独5位以上が最低条件。リコー杯は優勝が400ポイント、2位が240ポイント、3位が180ポイント、5位が120ポイント、13位が68ポイント。

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