1名でも入店可!贅沢なソロ活を楽しめる「ご褒美グルメスポット」

1名でも入店可!贅沢なソロ活を楽しめる「ご褒美グルメスポット」

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2021/06/11
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好きな時に好きな場所へ行き、ひとり時間を楽しむ「ソロ活」に邁進する主人公を江口のりこさんが演じる、現在放送中のドラマ『ソロ活女子のススメ』(テレビ東京・毎週金曜日深夜0時52分放送)。華やかなドレスに身を包み、一人でリムジンに乗ったり、フランス料理のフルコースディナーを一人で食べに行ったりと、観るたびに「こんな楽しみ方があったとは…!」という驚きとワクワク感を与えてくれるのも、このドラマの魅力の一つです。

そんな本作品の原案者である朝井麻由美さんに、「実際に行ってみて良かったおすすめグルメ」を教えていただく本企画。これまでの「居酒屋編」「焼肉屋編」に続き、今回はちょっと贅沢な「高級料理店編」をお届けします! 普段は値段的にもなかなか手が出せないけれど、いつも頑張っている自分へのたまのご褒美として、時には奮発して絶品料理を味わうのもおすすめ。普段は味わえない非日常感が、明日からの活力にもつながるはず。

コロナ禍ということもあり感染対策の意味でも「ソロ活」への注目が高まる今、緊急事態宣言の解除以降にでもぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

※こちらの企画は、朝井さんが以前プライベートで訪れた当時のお写真をお借りして、朝井さんご本人にご執筆いただく形で掲載しております。

▼ソロ活ごはん、他の記事もチェック!
「居酒屋編」はこちら
「焼肉屋編」はこちら

私は自分の課金先を「食」に決めた

30代になって驚いたのが、「お金を使う喜び」についてだ。これがもう、めちゃくちゃ楽しい。ほしいものはだいたい買えなかった10代。切り詰めることが多かった20代。30代になると比較的自由に使えるお金が増えてくる。豪遊するほどのお金持ちではなくても、昔と比べると多少は思い切った使い方ができるようになった。なんだよ、早く教えてくれよ、とすら思った。世間は脅しのようなことばかり言いおって(適齢期がどうのとか若さがどうのとか)、30代がこんなに楽しいことをひとつも教えてくれなかったではないか!

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撮影/朝井麻由美

「課金先」を自分の中で持っておくのが、人生をよくするひとつなのではないかと思っている。というのも、自分が払いたい、と思ってお金を払う行為には、どこか気持ちよさが伴うような気がするのだ。

おいしいものを食べたい、と思ったとき。「おいしい」だけで言えば、高いものに限った話ではない。安い居酒屋でもおいしい店はたくさんあるし、なんならカップラーメンだって旨い。でも、自分へのご褒美的な意味でおいしいものを食べたいときに、いくらおいしくたってカップラーメンは違う。

お高いご飯には、「滅多に食べられないレア感」ゆえの喜びももちろんある。でも、じゃあレア感だけが大事なのかというと、そうでもないと思うのだ。私はあるメーカーのおせんべいが大好きなのだが、それがどこのスーパーにもコンビニにも滅多に売っていない。たまに見かけると嬉しくてウキウキと買い物カゴに入れるけれど、ご褒美的なものを求めているときに、200円くらいのおせんべいじゃあ困る。

「金を払う」ことで得られる喜びのようなものは確実にあるのだ。きっとそういう、脳内物質的な何かが分泌されているに違いない。推しに課金する、とかもそれに近いのかもしれない。誰かに強制されてお金を払うのは嫌だけど、払いたいと思って払うのは、気持ちがいい。

それに気づいて以来、私は自分の課金先を「食」に決めた。何ヵ月に一回か、あるいは金額次第では何年かに一回かしか行けないけれど、私は推し(食)に課金したい。

……なのだけど、価格帯の高いお店ほど、1名での予約ができないことが多いという大きな壁があり、苦労が多いのも事実。今回ご紹介するのは、いずれも1名OKのお店なので、ソロ活でのお店選びのご参考にぜひどうぞ。

ウニ専門レストラン unico-co(四谷)

四谷にあるウニ専門店「ウニ専門レストラン unico-co(ウニココ)」。のっけから好き嫌いの分かれる食材で恐縮だが、ウニ好きにとってのこの楽園は紹介しないわけにはいかないのだ。

まずは看板メニューのウニの食べ比べプレート。

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初めて行った日の食べ比べプレート。撮影/朝井麻由美

季節によって日本全国のウニが食べられる。何が出てくるかはその日のお楽しみだ。
そしてこのお店のすごいところは、なんとその日に食べたウニを記録するスタンプカードがあるところ。紫色のスタンプはムラサキウニ、朱色のスタンプはバフンウニだ。ウニの産地ごとにスタンプが押される。

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撮影/朝井麻由美

スタンプカードの裏面にあるのは、「本日のウニフォーメーション」。これを見れば、お皿のどこにどのウニがのせられているのかが一目でわかる。

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撮影/朝井麻由美

ちなみに、スタンプを50個集めると、「ウニ検定」に挑戦できるらしい。一回あたり12~15個くらい押してもらえるため、4回行けばだいたい50個たまる。「ウニ検定」とはたぶん、お店オリジナルの検定なのだろう。これがまたいい。スタンプを集めたらウニを一皿プレゼント、とかでもなく「ウニ検定」である。スタンプカードの特典を餌に何度も通わせようとしてくるわけではない。ウニ好きのシェフが、ウニ好きのお客さんと、ウニをただ楽しむために作られたスタンプ制度。最高じゃないか。

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これはまた別の日に行ったときの食べ比べプレート。撮影/朝井麻由美

コースの内容はその日によって変わるが、どのお料理にも必ずウニが使われている。

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

見た目が華やかなウニ料理は、眺めているだけでも楽しい。この店に来ると、写真フォルダが全体的にオレンジ色に染まる。

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

日によって変わるメイン料理は、たいていお肉やフォアグラにウニがふんだんに混ぜ込まれている。ウニの色味との相性がいいからか、トリュフが大量に使われがちなのも特徴のひとつ。

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なお、器のセレクトや盛り付け、料理の味などは日々研究を重ねているらしい。撮影/朝井麻由美

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これらの写真は3年前のもの。いま行くとまたさらにパワーアップしているかもしれない。撮影/朝井麻由美

カウンター席に座ったときは、豪勢な料理が目の前で作られていくさまをワクワク見ていたところ、テンションの上がったシェフがサービスでウニやトリュフを通常よりも多めにワシワシと入れてくれたのが嬉しかった。

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

デザートにももちろん、ウニのソース! 意外と合うのでご安心を。

ウニ専門レストラン unico-co
東京都新宿区四谷1-7-18 アクトワールドビル 3F
☎︎03-3353-0255
https://unicoco.tokyo
※コロナ禍の営業時間など詳細に関してはサイトをご覧ください

鮨 由う(六本木)

いわゆる“大将のおまかせ”で出てくる高級なお鮨屋さん。実は私がソロで“大将のおまかせ”系鮨屋に行った、初めてのお店がここ。回転寿司や街のお寿司屋さんはひとりで行けても、この手のお店にひとりで行く勇気はなかなか出なかった。この店を選んだのは正直に言うと本当になんとなくで、検索して目に留まって、なんかよさそうだったから、としか言いようがない。これが大正解だった。

これは後から知ったことなのだが、このお店は陽気な大将が軽妙なトークでお客さんを楽しませてくれる、エンターテイメント的なお鮨屋さんとして知られているそうだ。こういったお店に初めて入ったドキドキ感などまるで気にならないくらい、おいしさと楽しさを同時に味わえる時間を過ごせた。

登場するお鮨も、最初からクライマックスと言わんばかりに驚かせてくる。
まずはいきなり、カニとウニとキャビアの積み上がった、主役級から。

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撮影/朝井麻由美

そして焼き物でいったん心を落ち着かせる。

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撮影/朝井麻由美

ここで名物の「プリン巻き」が登場。シャリにあんきもペーストを混ぜ込んだものと、キュウリを一緒に海苔で巻いて食べる、とんでもない食べ物である。名前の由来は「プリン体がたっぷりな食材を使っていることから」と、大将のおちゃめなところがうかがえる。

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撮影/朝井麻由美

その後、おつまみがいくつか出されて、

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

いよいよ握りタイムが始まる。
以降、お鮨がひとつずつ出てくるお店の雰囲気を体感していただくために、一枚一枚写真を並べてお見せしていきたい。ネタの順番やセレクトに大将のこだわりが詰まっていて、何が出てくるかわからないワクワク感も楽しい。

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

大トロなんて、もはや霜降りのお肉のよう……。

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撮影/朝井麻由美

最後をキメる大きなパンチとして、小ぶりながらも味は超濃厚なウニいくら丼が登場し、巻物でフィニッシュ!

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撮影/朝井麻由美

行き慣れていないタイプのお店に初めてひとりで行くのは、どうしても不安が伴う。最初に選んだのがこの店で本当によかったと思っている。
ちなみに、夏頃には少し価格を抑えたカジュアル店のオープンを予定しているようで、そちらも楽しみである。

鮨 由う
東京都港区六本木4-5-11 ランド六本木ビル B1
☎︎03-3404-1134
https://www.tablecheck.com/ja/shops/sushi-yu/reserve
※コロナ禍の営業時間など詳細に関してはサイトをご覧ください

デンクシフロリ(表参道)

ここはほぼすべての料理が串で出てくる面白いお店。前菜からメイン、シメまで全部が串(デザートだけは串ではなかった)。
最初にコースの献立が配られるのだが、それだけだとわけがわからない名前だらけで、何が出てくるのか皆目見当がつかない。私が行った際はこのようなメニューだった。(※お料理は季節によって変わります)

・ブーダンノワール りんご
・いわし レバームース
・シャンピニョン 海老芋
・なす 茄子ピューレ
・ピジョン 海老
・フラン 蕪 水牛モッツァレラ
・タンコンフィ 筍ご飯
・甘味

「なんぞ……?」という感じであろう。
「ブーダンノワール りんご」はこちら。

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撮影/朝井麻由美

「ブーダンノワール」とは、豚の血と脂肪の腸詰めのこと。腸詰めと言っても、ソーセージっぽさはないし、レバーとも違う。コクがあるのに軽やかなこれは一体なんなのか。今まで食べたことのないような不思議な旨みに夢中になって、あっという間に食べ切ってしまった。

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撮影/朝井麻由美

「いわし レバームース」。いわしのつくね的なものと、レバームースが並んでいて、単体で食べるもよし、混ぜて食べるもよしの一品。レバーパテ的なものが大好物な私としては、このレバームース、どんぶり一杯食べたかった。

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「シャンピニョン 海老芋」 撮影/朝井麻由美

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「なす 茄子ピューレ」 撮影/朝井麻由美

「なす 茄子ピューレ」。上にのっている紫色のフィルムのようなものは、茄子でできている。

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「ピジョン 海老」撮影/朝井麻由美

「ピジョン 海老」は、ピジョンって鳩……? まさかね。と思っていたら、本当に鳩だった。鳩ってこんなにおいしかったんですか……?(困惑)

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「フラン 蕪 水牛モッツァレラ」。当然うまい。水牛モッツァレラがおいしくないわけがない。撮影/朝井麻由美

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「タンコンフィ 筍ご飯」撮影/朝井麻由美

そしてシメも当然の串。ホロホロとほどけるタンのコンフィを口の中で崩しながら、お米をいただく。

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甘味。これだけは串ではなかった。撮影/朝井麻由美

実はここ、高級店と言っても、ランチのコースは6000円、ディナーのコースは9800円と、比較的チャレンジしやすい価格帯なのだ。お料理のクオリティーと立地(表参道)を考えると、信じがたいほど安い!

デンクシフロリ
東京都渋谷区神宮前5-46-7 GEMS青山CROSS B1F
03-6427-2788
https://denkushiflori.com/
※コロナ禍の営業時間など詳細に関してはサイトをご覧ください

東京銀座フォワグラ(銀座)

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撮影/朝井麻由美

さて、最後に紹介したいのは高級食材の王者・フォアグラの専門店。まずはこちらを見てほしい。メニューは時期によって多少変化するとはいえ、今までに出たことのあるものでもこれだけある。

・フォワグラと季節の野菜のパイ包み焼き
・牛ハラミとフォワグラのステーキ
・フォワグラと真鱈白子のムニエル 焦がしバターとレモンのソース
・フォワグラとトリュフのコロッケ
・銀座フォワグラのスペシャリテ(フォアグラのロッシーニ)
・自家製フォワグラのテリーヌ
・フォワグラ入りホロホロ鶏の田舎風パテ
・フォワグラと中トロのテリーヌ
・江戸前穴子とフォワグラのテリーヌ
・フォワグラのポワレ MISOソース
・フォワグラとフレンチトースト いちじく添え
・フォワグラの西京焼き 十六穀米添え
・フォワグラポワレとキノコの焼きリゾット
・フォワグラとりんごのポワレ 白トリュフバルサミコソース
・フォワグラと豚トロの炙り焼き緑こしょうのソース
・フォワグラと鴨のロースト ブラッドオレンジソース
・フォワグラ詰め仔羊のロースト
・フォワグラ卵かけご飯 柚子胡椒添え
・フォワグラジェラート 白トリュフ バルサミコソース

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

これだけフォアグラだらけながらも、お店の雰囲気はわりとカジュアルで入りやすく、居心地がよかったのを覚えている。ただ、正直に言うと食べたメニューの詳細までは思い出せなかった。行ったのが結構昔なのもあるが、もしかしたら、メニューのほぼすべてがフォアグラなため、「フォアグラがうまい」というざっくりとした記憶として処理されてしまったのかもしれない。とにかく一生分はフォアグラを食べたくらいにはフォアグラ攻めだった。

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撮影/朝井麻由美

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撮影/朝井麻由美

食べても食べても次々とフォアグラが出てくる、強烈な体験をしたいときにぜひこの店を活用してほしい。

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撮影/朝井麻由美

銀座フォワグラ
東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル 1号館
03-5537-3711
http://ginza-foiegras.com/pc/index.php
※コロナ禍の営業時間など詳細に関してはサイトをご覧ください

PROFILE

朝井麻由美
フリーライター・コラムニスト。著書に『ソロ活女子のススメ』(大和書房)、『「ぼっち」の歩き方』(PHP研究所)、『ひとりっ子の頭ん中』(KADOKAWA)。「二軒目どうする?」(テレビ東京系)準レギュラー出演中。ひとりでの行動を「ソロ活」と称し、ひとりスイカ割り、ひとりバーベキュー、ひとり流しそうめん、ひとりナイトプールなど様々なことをひとりで楽しむ。趣味は食べ歩きとゲーム。
Twitter@moyomoyomoyo

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