ディミトロフがトップシードのメドベージェフに逆転勝利で準々決勝へ「これで終わりではない」 [ATPインディアンウェルズ]

ディミトロフがトップシードのメドベージェフに逆転勝利で準々決勝へ「これで終わりではない」 [ATPインディアンウェルズ]

  • テニスマガジンONLINE
  • 更新日:2021/10/15
No image

ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月7~17日/賞金総額914万6125ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第23シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)に4-6 6-4 6-3で競り勝ち、女子で数人のトッププレーヤーが敗れた前日の流れを引き継いだ。

第1セットを落としたディミトロフは第2セットでも2度ブレークを許したが、そこからギアを上げて挽回すると今季5つの目のタイトルを狙っていたメドベージェフを圧倒した。この結果でディミトロフは、マイアミ・オープンでアンディ・マレー(イギリス)を倒した2016年以来となるトップ2プレーヤーに対する勝利をマークした。

メドベージェフは出だしから主導権を握り、第1セットではファーストサーブからのポイントを80%ものにした。彼は第2セットでも先にブレークして4-1とリードしたが、そこからまばらな観客たちの前でディミトロフの反撃が始まった。

「彼は間違いなく、あそこでスイッチを入れたね。彼がもし4-1から見せたようなプレーをすれば大会で優勝できるよ」とメドベージェフはコメントした。

1-4から5ゲームを連取したディミトロフは逆転で第2セットを取っただけでなく、さらに3ゲームを続けて取って勝利に向けて突き進んだ。彼は5-1からブレークをひとつ返されたが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして試合を締めくくった。

「彼(メドベージェフ)はこのところ最高のプレーをし、常に勝つ道を見つけてきた男でもある。これは僕にとって本当に素晴らしい試合だった。でもこれで終わりではない。同時にこれはひとつの試合に過ぎないんだ。僕は目の前の試合に集中し続け、前進していかなければならない」とディミトロフは先を見据えた。

東京オリンピックのあと北米に渡ったメドベージェフは、5大会でプレーして18勝2敗の戦績を残した。彼はトロントとUSオープンでタイトルを獲得し、レーバー・カップでは欧州選抜の4連覇に貢献した。今季ここまで50勝11敗のメドベージェフは次週に故郷モスクワの大会への出場を予定しているが、再検討していることを打ち明けた。

「本当に出たいとは思っているんだけど、身体をケアする必要がある。僕はこの大会でも疲れを感じていた」とメドベージェフは話した。

ディミトロフはインディアンウェルズでは初となる準々決勝で、第19シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-1 6-3で破って勝ち上がった第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。

「僕はいつも、ここで活躍したいと願っていた。何年もの間、僕は本当に多くのチャンスを手にしていたからね。とても競った試合を多く経験してきたけど、マッチポイントまでいくような試合をすべて落としてきたんだ。今日の僕は決意に満ちていたよ」とディミトロフは語った。

そのほかの試合では第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第11シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第21シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、第29シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)、第31シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

準々決勝ではチチパスがバシラシビリと、ズベレフがフリッツと、シュワルツマンはノリーと顔を合わせる。

昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となり、2021年大会は3月から延期されて史上初めて秋に開催されることが決まっていた。(C)AP(テニスマガジン)

テニスマガジン編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加