
イタリア1部インテルとキットサプライヤーのNikeは7日、今季のフォース(4th)ユニフォームを発表した。
左胸には話題を呼んだ新エンブレムが登場。また現時点では、スポンサー「PIRELLI」が胸にロゴマークを掲出する最後のユニフォームとなる可能性が高い。
Inter 2020-21 Nike Fourth

幾何学模様の派手なグラフィックが目を引くフォースキット。シーズン終盤での新ユニフォーム発表は異例で、おそらくは「最後のPIRELLI」と、来季に向けての「新エンブレムお披露目」の、ふたつの意味を持たせていると思われる。

この特別仕様のデザインは、クラブ創設者の1人である未来派アーティスト、ジョルジョ・ムジャーニの先見性にインスパイアを受けたもの。今回、グラフィックデザイナーのディー・モー氏とモアブ・ヴィラン氏を招聘し、独創的なこのアートワークを制作したという。

注目点のひとつは、ブランドロゴ化した新エンブレム。通常、デザイン変更の場合は新シーズンから使い始めるケースがほとんど。今回のようなシーズン終盤での投入は珍しい。

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この特別デザインのフォースキットだが、クラブは「ビデオゲームファンは4月10日から特別仕様のユニフォームを着用したFIFA21 Ultimate Teamを見ることができる。」と述べ、公式戦での使用については明言を避けている。