
夏海(森七菜)と健人(間宮祥太朗) (C)フジテレビ
森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務め、真夏の海を舞台に男女8人の恋模様をオリジナル脚本で描いた「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)の最終回が18日、放送され、蒼井夏海(森)と水島健人(間宮)ら登場人物全員の恋模様に決着がつき、SNSが大盛り上がりになった。
学歴も環境も異なる男女が、人生も恋も前向きに謳歌しながら自分らしく生きていく姿をハートウオーミングに描いた「月9」。森、間宮のほか、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司、山崎紘菜という若手俳優たちが出演した。
この日は、第10話(11日放送)のラストで、車に轢かれそうになった夏海をかばって、事故に遭った幼なじみの牧野匠(神尾)が入院しているシーンからスタート。夏海は、匠の目が覚めるまで、ベッドの横で手を握り、その頃、健人は連絡がつかない夏海のことを心配していた。その後、意識を取り戻した匠は、自分のせいだと落ち込む夏海を「気にするな、これくらいのケガすぐ直すから、これ以上暗い顔禁止」と言って慰めた。
夏海の実家に立ち寄った健人は、事故の件を聞き、匠の病院へ。そこで、匠が夏海に、歩けるようになっても大工の仕事を継続するのが難しいことを告げ、「近くにいてほしい」と話をしているところを目撃してしまった。健人は2人に会わず、そのまま病院を後にした。
夏海の帰宅を待っていた健人は、夏海に「匠くん大変だったね。でも、夏海は悪くないよ」と言って元気づけるが、夏海は自分が匠の人生を台無しにしたからという理由で、健人に別れを切り出した。涙を流し鼻声で精いっぱいの強がりを言う夏海に健人は「分かった」。その後、夏海はひとり号泣した。
会社で会議の片付けをしていた健人は、同僚の安藤皐月(山崎)から夏海のことを聞かれ、別れたことを伝えた。その頃、夏海は匠と一緒に病院の屋上を散歩。そこで、夏海も健人と別れたことを報告した。夏海は、「俺のケガのせいであいつと別れたなら…」という匠の言葉をかき消すように「匠のために別れるわけないじゃん。何うぬぼれてんの?」とおどけてみせた。別の日、屋上で匠が考えごとをしていると、夏海が様子を見に来た。匠は「ただの罪悪感で一緒に居るんだったら帰ってほしい」と伝え、夏海の幸せを願った。匠の気持ちを受け止めた夏海は「匠、ありがとう」と言って走り出した。
一方、会社で起きたトラブルの初期対応をした後、健人は皐月に引き継ぎしてから、水島建設社長で父親の創一(小市慢太郎)のもとへ行き、ずっと両親の顔色を伺って生きてきて息苦しかったことを吐露。「夏海と一緒に居たい」と、自分の意思を初めて伝えた。その思いに負けた創一から「好きにしなさい」と言われた健人が、夏海に会いに行く途中で電話をかけると、電話に出た夏海の声が近くから聞こえた。振り返るとそこには夏海の姿。2人は本心を吐き出して改めてお互い同じ気持ちでいることを確認。「夏海は俺の人生に必要な人だよ」(健人)、「もう絶対に離さない!」(夏海)と誓った。

夏海(森七菜)と健人(間宮祥太朗) (C)フジテレビ

匠(神尾楓珠)と佳奈(桜井ユキ) (C)フジテレビ

愛梨(吉川愛)と修(萩原利久) (C)フジテレビ

守(白濱亜嵐、右)と修(萩原利久) (C)フジテレビ

理沙(仁村紗和)と宗佑(水上恒司) (C)フジテレビ
数日後、臨床研修医の佐々木修(萩原)との交際を復活させた夏海の幼なじみの滝川愛梨(吉川)は、2人の仲を取り持ってくれた司法浪人生の山内守(白濱)と3人で仲良くショッピング。夏海と愛梨の友達で、シングルマザーの小椋理沙(仁村)は、九州に転勤する小児科医の早川宗佑(水上)との遠距離恋愛をスタートさせた。匠は、憧れていた教師の長谷川佳奈(桜井ユキ)から「成長したね!」と褒められ、気持ちをリセットした。

夏海(森七菜)と健人(間宮祥太朗) (C)フジテレビ
クライマックスでは、夏海と健人が海辺を散策し、2人の身長差に多くの視聴者がSNSで「やばい、身長差がいい!」「2人の身長差が完璧で羨ましい」「この身長差にはキュンとする」「たまらん、身長差に萌えた」などと大興奮。そこから、夏海が背伸びをして健人にキスすると、「夏海が健人の手を引っ張って、見つめて、キスした~!」「頑張って背伸びする夏海がかわいい」「もう、最高のエンディング」「夕日をバックのキス、眩しすぎた~」などとのコメントが殺到した。
また、登場人物全員がハッピーエンドとなり、「ハッピーエンドをありがとうこざいました!やっぱり、こういドラマはハッピーじゃなくちゃ」「修くん×愛莉ちゃんペア愛しいよ」「理沙と宗佑のシーン、胸がギューーンってなった(号泣)離れててもお互い思い続けるってことだもんね!!」などの感想も寄せられた。