【中学お受験リアル体験記】我が子の合格を勝ち取るために親がすべきこと

【中学お受験リアル体験記】我が子の合格を勝ち取るために親がすべきこと

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  • 更新日:2022/05/19

中学受験が当たり前になった昨今、合格を勝ち取った子どもの家庭ではどんな教育がなされていたのか。

はたまた塾選びはどうしているのか?など知りたいことは山ほどある。

そこで、今回は連載「現代の“教育・お受験”リアルドキュメント」の中でも人気の高い“中学受験”にスポットを当ててご紹介。

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【“進学校VS附属校”中学お受験白書!】家族の葛藤と過酷な受験勉強をどう乗り越えたのか?

今回取材したのは、都内在住の川田弘子さん(仮名、47歳)。

ブランド・コンサルティング会社を経営し、世帯年収は2,500万円ほどだという彼女は、今年16歳になる長男と13歳の次男を育てている。

「頭で考えるほど、生易しいものではありませんでした…」と語る川田さんが経験した、過酷な中学受験の実態とは?

「長男は中学受験で早稲田中学に入学し、現在は早稲田高校に通っています」(川田さん)

一貫校である早稲田中学・高等学校は、早稲田大学を経営母体とする「附属」と勘違いされがちだが、実際は系列校であり、その実態は都内有数の「進学校」だ。

同じ系列校に早稲田実業学校(初等部・中等部・高等部)といった、卒業生の9割以上が内部進学という形で大学に進学する学校もあるが、それとは一線を画する。

早稲田中学校・高等学校の近年の進学状況をみると、卒業生の約50%が早稲田大学へ推薦入学する一方、50%は他大学を受験しており、東京大学、京大、一橋大、東京工業大学、筑波大といった大学名が並ぶ。

川田さん夫婦も、いずれは東大といった難関大学への受験を視野に入れていた。そこで長男を有名進学校に入学させるため、小学校3年生の2月から学習塾『SAPIX小学部』へと通わせたそうだ。

「難関中学の受験対策に強い学習塾というと四谷大塚、日能研、早稲田アカデミーなどもありますが、なかでも難関校を狙ってハイレベルな授業内容をしているのがSAPIXでした。

中学受験に特化した学習塾というのは、たいていの場合入塾テストがあります。

とりあえずどこかの塾に入り、途中で志望校を難関校へ切り替える。そこで、よりハイレベルな学習塾に編入しようと思っても、この入塾テストで落ちてしまうことが多いんです。

私たちは当初から難関校を意識していたので、だったらハイレベルな授業をしているSAPIXに最初から入塾させて、もし授業についていけないようなら、他の塾に移れる選択肢を残そうと判断しました」(同)

そうして週2回、夕方5時から夜8時まで、長男の受験勉強の日々が始まる。

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東大卒の親が赤裸々に語る、我が子の中学受験対策と塾選びの持論

今回は「東大を卒業した親が、我が子に実践する教育」をテーマに、ある夫婦を取材した。東京都在住の玲子さん(40歳、仮名)と、その夫である清隆さん(42歳、仮名)夫婦だ。

清隆さんは大手マーケティング会社に勤務し、年収は2,000万円を超える。その小学生時代はというと、地域の公立小学校に通い、学校の成績はオール5だったという。

「秘訣なんてものはなく、幼少期にはスイミングスクールとピアノ、そろばんを習う程度です。小学生になってからは日能研に通い、塾友ができて嬉しかったことを覚えています。

宿題を一緒にやったり、模試の帰りにマックに寄ったり、親からゲーム時間の許しをもらう方法を話したりしていました。

塾での授業は楽しく、雑学的なことを話してくれる先生がいて、授業よりそちらの方が楽しみでしたね」(清隆さん)

なんだか塾通いする子どもたちの、無邪気な光景が目に浮かんでくる。清隆さんはその後、男子御三家の1つである開成中学・高校を経て、東京大学の文科Ⅱ類にストレートで合格している。

関西方面出身の玲子さん自身も、中高一貫の名門女子校を卒業しているそうだ。

そして現在、玲子さん・清隆さん夫婦の間には小学3年生の娘がおり、中学受験対策のための進学塾に通わせているという。

両親ともに中学受験を経験し、夫は御三家から東大卒とくれば、さぞかし我が子の受験対策もこだわっているのだろう。そう聞くと、玲子さんは苦笑した。

「半年ほど前から娘を進学塾に通わせていますが、決めるまでには非常に悩みましたよ。

いろいろと調べたうえで、私なりには難関中学に対応しているSAPIX推しだったんですが、夫は首を縦に振らない。むしろ夫は、塾なんてどこでもいいと言うんです」(玲子さん)

一体、どういうことだろうか。

筆者は夫である清隆さんに、その理由を聞かずにはいられなかった。

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良い中学受験塾の特徴とは

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現役塾講師がリアルに語った、お受験塾の裏側!失敗しない“中学受験塾”の見極め方とは

「行けって言ってるやろ!」

「もう、行きたくないって言ったら行きたくない!」

「いま行かんと一生、後悔することになるで!」

「後悔したっていい。とにかく行きたくない!」

「あんたのために、どんだけパパとママが頑張ってると思うてんの!」

「僕のためじゃなくて、自分たちのためやろ!」

夕暮れの閑静な住宅街に、そんな親子喧嘩の声が響きわたる。

「小学校1〜3年のうちに勉強する習慣がついてなくて、4年生からいきなり受験塾に行きましょうってなっても、子どもにはすでにゲームやYouTubeなどの逃げ道がいっぱいあるんですよ。

そのうえ子どもが行きたくないような塾だと、どうしても行かなくなるんですよね」

そう語るのは10歳と6歳の2女の母親であり、大阪で個人塾を経営する中島美和さん(仮名、42歳)だ。

中島さんは学生の頃からアルバイトでやっていた塾講師の経験を生かし、小学生から高校生まで幅広い学年を対象に、寺小屋のような形で指導にあたる。

彼女が言うには、中学受験への熱量の高さは関西も例外ではないという。

塾に行きたくないと家の中で荒れる子どもと、何とか行かせようとする親との間で、近所にも聞こえるような大喧嘩が繰り広げられるケースは珍しくないそうだ。

中学受験をする家庭の一般的な例でいうと、子どもが小学3年の終わり頃に受験塾に入塾し、4年生から通うケースが多い。

その塾代は学年が上がっていくと夏季・冬季講習なども加わり、中学受験の塾にかかる費用の平均は年間100万円前後と言われる。

なかには決して安くはない費用を塾に払っても、子どもの成績は一向に上がらず、志望校の基準に届かない。

あるいは塾の説明では我が子の学力の程度がよくわからず、得意・不得意科目もいまいちわからないといった不明瞭な対応をする塾も多い。

時間だけが無情に過ぎていき、親の負担は金銭面だけでなく精神面でも相当なものとなる。

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息子を名門進学校に合格させた母親が語る。中学受験を制する家庭の、6つの共通点

今回取材に協力してくれたのは、都内在住の柳瀬美由紀さん(仮名、43歳)だ。

夫婦ともに大手出版社の正社員。不規則な業務が多い編集者として仕事に追われながら、1人息子の子育てに励んできた。

「定時で家に帰れないことが多く、息子を家に残すのも不安だったので、学童代わりにいろいろと習い事もさせてきました」(美由紀さん)

習い事は「そろばん」をはじめ、算数パズルの塾「エルカミノ」や「麻布科学実験教室」。ほかにも「ヤマハドラム」や「極真空手」と多岐にわたる。

そんな美由紀さん夫婦の息子も、小学4年生から本格的に中学受験に挑み始めた。

しかし息子はいつまでたっても勉強嫌い。美由紀さんもおっとりとした性格で、決して子どもを怒鳴りつけてでも勉強させるようなタイプには見えない。

「少し目を放すとゲームに夢中になり、おかげで模試の結果が最悪でも焦る様子はない。私がどんなに心配してもどこ吹く風といった具合なんですよ」(同)

それでもどうにか受験目前までこぎつけた。第一志望は都内で人気の高い男子一貫校・芝中学校だった。

それが、どうだろう。ある日突然、息子が志望校を変更したいと言い出したのだ。

「仲のいい同級生から、北海道にある北嶺中学校を受けるから一緒に受けないかって、何気なしに誘われたみたいなんです。…関東圏ならまだしも、北海道ですよ?

しかも言い出したのは昨年12月に入ってすぐのことでした。それまでは、2月1日に行われる芝中学校の試験に向けて、過去問に取り組んでいたのに…」(同)

調べてみると、北嶺中学の出願期間のリミットは12月21日。考える猶予は2週間もなかった。

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