ぴあフィルムフェスティバルアワード&スカラシップ作品が続々と劇場公開 “今”をビビットに映し出す作品が勢揃い

ぴあフィルムフェスティバルアワード&スカラシップ作品が続々と劇場公開 “今”をビビットに映し出す作品が勢揃い

  • ぴあニュース
  • 更新日:2022/06/27

これまでにプロの映画監督を170名以上輩出し、映画監督への登竜門として知られる映画祭「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」の自主映画コンペティション「PFFアワード」、PFFが新人監督のデビューをトータルプロデュースする長編映画製作プロジェクト「PFFスカラシップ」を受賞した作品が5月から8月にかけて次々に劇場公開される。

すでに公開中のものも含め、2022年5月~8月までの4カ月の間に劇場公開されるのは5作。俳優の池松壮亮ら審査員に絶賛され、2021年のグランプリに輝いた『ばちらぬん』(公開中)、ひとつ屋根の下で暮らす2人の女性の絶妙な距離感と友情を描き、同年の観客賞に輝いた『距ててて』(公開中)、2020年観客賞受賞、東京オリンピック開催前の東京を舞台に「死にたさ」を抱える少女2人のシスターフッド映画『頭痛が痛い』(公開中)、2019年観客賞受賞、実在した暴走族をモデルに、特攻服を纏う大人達がかつての夜に向かいバイクを走らす壮年青春ロードムービー『OLD DAYS』(7月16日公開)、そして2021年にエンタテインメント賞と映画ファン賞をダブル受賞し話題となった、ポップでラブリーな新時代の人間賛歌『愛ちゃん物語♡』(7月29日公開)だ。

加えて、PFFスカラシップ受賞作品からも『猫と塩、または砂糖』と『裸足で鳴らしてみせろ』の2本が劇場公開することも決定。4カ月であわせて7作品の劇場公開は、PFF史上最多の本数となる。いずれの作品も豊かな感性と個性にあふれ、今の時代を生きる若い監督たちが何を捉え、何を世の中に伝えようとしているのか、生々しい感覚にじかに触れられるのが大きな魅力。現在公開中の『ばちらぬん』、『距ててて』は小規模な公開ながらも、口コミでファンを増やし、上映期間の延長や公開規模の拡大が決定するなど、ヒットの兆しを見せ始めている。

過去にPFF入選を果たした、李相日監督(『流浪の月』)、吉野耕平監督(『ハケンアニメ!』)、佐藤信介監督(『キングダム2 遥かなる大地へ』)らがプロの映画監督として活躍する一方、昨年の「PFFアワード」でも、7名の受賞者のうち6名を女性が占めた。先日閉幕したカンヌ映画祭で、カメラドール(新人監督賞)のスペシャル・メンションを授与された『PLAN 75』の早川千絵監督(PFFアワード2014グランプリ受賞)、今年2月にベルリン国際映画祭の「アムネスティ国際映画賞」スペシャル・メンションを授与された川和田恵真監督など、いま女性監督がめざましい活躍をみせている中、PFFアワードも世の中の変化をはっきりと映し出した。

7月上旬にはPFFアワード2022の入選作品も発表され、9月の「第44回ぴあフィルムフェスティバル」で上映される。新たな世代の監督たちが続々と登場し、常に”今”を映し出す映画祭「ぴあフィルムフェスティバル」にぜひ注目してほしい。

【PFFアワード受賞作品公開】
『ばちらぬん』東盛あいか監督 PFFアワード2021 グランプリ
https://yonaguni-films.com/
5月7日~全国順次公開中(6月10日~キネカ大森、6月11日~名古屋シネマテークなど)

『距ててて』加藤紗希監督 PFFアワード2021 観客賞
https://hedatetete.themedia.jp/
5月14日~公開中(ポレポレ東中野は6月10日まで。夏、神戸、京都、名古屋などで公開)

『頭痛が痛い』守田悠人監督 PFFアワード2020 審査員特別賞
https://zutsugaitai-movie.com/
6月3日~アップリンク吉祥寺にて公開中

『OLD DAYS』末松暢茂監督 PFFアワード2019 観客賞
https://www.olddays-movie.com/
7月16日~ユーロスペースにて公開

『愛ちゃん物語♡』大野キャンディス真奈監督 PFFアワード2021 エンタテインメント賞&映画ファン賞
https://aichan.atemo.co.jp/
7月29日~シネクイントにて公開

【PFFスカラシップ作品公開】
『猫と塩、または砂糖』小松孝監督 第25回PFFスカラシップ作品
https://www.nekoshio.com/
7月23日~ユーロスペースにて公開

『裸足で鳴らしてみせろ』工藤梨穂監督 第27回PFFスカラシップ作品
https://www.hadashi-movie.com/
8月、ユーロスペースにて公開

【第44回ぴあフィルムフェスティバル】
会期:9月10日(土)~25日(日) ※月曜休館
会場:国立映画アーカイブにて開催!
★コンペティション「PFFアワード2022」入選作品は7月上旬発表予定

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