那須川天心 2度ダウン奪い驚きと手応え「自分のパンチで倒れて逆にビックリ。信じ切れてなかった」ボクシング2戦目一夜明け

那須川天心 2度ダウン奪い驚きと手応え「自分のパンチで倒れて逆にビックリ。信じ切れてなかった」ボクシング2戦目一夜明け

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2023/09/23
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笑顔で試合を振り返る那須川天心(撮影・吉澤敬太)

18日にボクシング転向後2連勝を飾った那須川天心(25)=帝拳=が19日、都内で記者会見した。メキシコのバンタム級王者ルイス・グスマン(メキシコ)に判定3-0で完勝。1回に電光石火の左で倒し、7回にも倒して計2度ダウンを奪ったが、「自分のパンチで(相手が)倒れるというのが逆にビックリした。自分を信じ切れてなかった。1回に倒したときに『あ、倒せたんだ』と。今後、自分を信じることができる。まだまだ(ボクシングが)楽しくなる。日々強くなっていきたい」と、率直な喜びと大きな手応えを口にした。

一方で、試合を通して優位に立ちながらもKO勝利は逃し、課題も残った。「やってきたことは間違いじゃないと実感した。前回とは違う新たな課題も見えた。自分の中でも、まだまだ道のりは長い」と今後を見据えた。

指導する粟生隆寛トレーナーは「練習でやってきたことはすごく出せていたと思うが、新しい課題も見えた試合だった。中間距離での戦いとか、ガードを固めてきた相手にどう戦うか(が課題)。また強い那須川天心を見せたい。新しい課題(が見つかるのは)悪いことではなく、いい方向に行ける」と今後への展望を語った。

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