
山陰中央テレビ
境港市の小学校で、児童たちが、地元で盛んに栽培されていた「伯州綿」の種まきを体験しました。
「伯州綿」の種まきを体験したのは、境港市の渡小学校の3年生、54人です。児童たちは、授業を通じて伯州綿の歴史や特徴について学んでいて、12日は、学校近くの農園で地域のお年寄りたちの手ほどきを受けながら、丁寧に種をまいていきました。
江戸時代前期、境港市など弓浜半島一帯で栽培が始まった「伯州綿」は、その品質の良さから、かつては全国に知られていましたが、その後、次第に衰退し、境港市が地元の特産として復活に取り組んでいます。
体験した児童:
「きれいな綿がとれてほしい」
「おっきく育ってほしい」
先生:
「芽が出てくるのを楽しみにしながら、観察したり、お世話したり、がんばってください」
この日植えられた「伯州綿」は、9月中旬には収穫を迎えるということです。