
佐渡市の小・中学生が定置網漁を漁船から見学《新潟》
佐渡市内の小中学生が地元の産業について学ぼうと漁船に乗って定置網漁を見学しました。
定置網漁を見学したのは、佐渡市の内海府小学校と内海府中学校の計9人です。
6月23日の朝、児童と生徒は漁船に乗り込み、定置網が仕掛けられた沖合約500メートルの漁場に向かいました。
中学生も手伝って網を引きあげると、網の中にはイナダやアジなど、たくさんの魚が入っていました。
内海府小学校と内海府中学校では、給食の魚は全て地元のものを使っていて、子どもたちは普段食べている魚がどうやって獲れるのか学んでいました。
<定置網漁を見学した小学生は>
「漁師さんたちが大変な仕事をしてくれて、それがおいしい給食に繋がるので、すごくありがたいなと思いました」
「迫力があってかっこいいと思いました。魚にも興味があるので、漁師にもなってみたいと思いました」
内海府小学校と内海府中学校では、今後もこうした学習を続けて地元の産業への理解を深めていきたいということです。