外資規制違反のフジHD金光社長らが会見 「隠していた事実はない」

外資規制違反のフジHD金光社長らが会見 「隠していた事実はない」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/04/08
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記者会見を終えて深々と頭を下げるフジ・メディア・ホールディングスの金光修社長(撮影・丹羽敏通)

フジテレビなどを傘下に持つ持ち株会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMHD)の金光修社長(66)和賀井隆専務(68)清水賢治取締役(60)が8日、都内で会見した。

同社は2012年9月から14年3月までの約1年半、外資規制に違反していた疑いがあることが、今月5日に報じられ、違反状態にあったことを認めていた。

金光社長は「今週月曜に議決権計算の誤りの指摘を受けて認めて訂正しました。わずかにせよ外資規制に違反していたことで迷惑をおかけしました」と頭を下げて謝罪した。

「このミスに初めて気が付いたのは14年9月末の株主名簿確定の際に気が付いた。それ以前に知っていて、隠していた事実はない。14年12月に、当時担当役員だった私が総務省に報告に行った。軽微であり、すでに解消されていたので公表しなかった。今から思えば、その時点でホームページに掲出すべきだったと思う」と話した。

放送法では、外国資本の議決権の比率を20%未満にするように定めている。同社は、外資比率の算出方法を誤り、一時的に20%以上になっていたことを認めていた。

金光社長は「口頭で厳重な注意を受けた。20%を0・0008であれ、0004であれオーバーしたのは事実。その後は適正にやっている」。総務省側の担当者については「1人か、2人でした。『今は正しくなっているんですか』と確認を受けた」。放送法違反で認定放送持ち株会社の認定を取り消されるかについては「それはされることはないと感触を持った」と当時を振り返った。

FMHDは12年に関連会社のNEXTEPを完全子会社化した。NEXTEPが出資している制作会社D:COMPLEXが持っていたFMHD株を議決権から控除すべきところ、算入したままにしていたという。この株式を除外して計算すると12年9月末、13年3月末、13年9月末の時点で0・00042ポイント、14年3月の時点で0・00083ポイント上回っていた。

金光社長と清水取締役はフジテレビの編成マンとして知られている。金光社長は「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」、清水取締役は「ちびまる子ちゃん」などを手掛けた。

放送法を巡っては、東北新社が外資規制に違反したまま衛星放送事業の認定を受けていたとして、同社から事業を継承した子会社の東北新社メディアサービスが運営する洋画専門のBSチャンネル「ザ・シネマ4K」が5月1日に認定を取り消されることが決定している。

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