コロナで会社が存続危機 “発想の転換”で起死回生

コロナで会社が存続危機 “発想の転換”で起死回生

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/01/14
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医療と並んで「雇用」も厳しい状況のなか、従業員を6倍に増やした企業。その理由とは。

都内で働く勤労者で組織する労働組合です。14日も職員が対応に追われていました。

連合東京・斎藤千秋事務局長:「『休業』『お休み』から『解雇』というところでちょっと深刻な相談が増えてきている」

こうしたなか、従業員を6倍に増やした会社があります。

福島県石川町にある自動車などの部品を作るメーカー「ナガヨシ」です。

当初は従業員5人。新型コロナの影響で売り上げは、おととしの10分の1以下に激減しました。月の半分は休業状態で、会社は存続の危機に立たされていました。

従業員の藤田信一さん(60)です。

ナガヨシ・藤田信一さん:「スタッフも皆、先が見えなくて不満がいっぱいで…」

現状を打破するために会社は、買収してくれる会社の募集に踏み切りました。

買収に名乗りを上げたのは、東京にあるアニメのキャラクターグッズを製造する「カネバン」です。

自動車などの部品を作るナガヨシとアニメのキャラクターグッズを作るカネバン。

異業種のM&A(企業合併・買収)に踏み切った理由を金子社長はこう話します。

買収した企業カネバン・金子弘行社長:「コロナ(の影響)で中国やベトナムで生産が滞ってきた。この流れが大きく日本の方に戻ってきて、人手の確保をしていかないといけない」

生産拠点の中国やベトナムには、コロナの影響で往来できなくなりました。カネバンはナガヨシを買収することで、国内での生産に大きく舵(かじ)を切ったのです。

ナガヨシが持つ金型の技術によってできたフィギュア。ナガヨシがキャラクターグッズを作るのは初めてのことです。

コロナ禍による巣ごもり需要も高まり、カネバンの売り上げは前年と比べて1.5倍増加。グループ会社となったナガヨシの従業員も5人から30人に増えました。

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