日本ハム西川「燃えるものあった」“天敵”千賀打ち

日本ハム西川「燃えるものあった」“天敵”千賀打ち

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/09/15
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日本ハム対ソフトバンク 試合終了後、笑顔でガッツポーズをしながら記念撮影をする日本ハム上沢と西川(右)(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム3-2ソフトバンク>◇15日◇札幌ドーム

“天敵打ち”で、ようやく負のデータに終止符を打った。日本ハム西川遥輝外野手(28)が、15日ソフトバンク戦(札幌ドーム)で、先発の千賀滉大投手(27)から全打点を挙げる4打数3安打3打点。これまで、本拠地・札幌ドームで、いいようにやられてきた千賀に対して、通算10度目の対戦で初めて黒星を付けた。約3週間ぶりの2連勝。強敵撃破を浮上のきっかけにできるか。

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キャプテンのバットが、相手エースの無敗神話を砕いた。2回1死満塁の先制機で、打席には日本ハム西川。化けなかった“お化けフォーク”を、逃さなかった。右翼へ一直線に伸びた打球は、フェンス上部に直撃する先制の2点二塁打に。スタンドへ、わずかに届かず、思わず二塁上で「ドーム広いな~」と悔しがった。ヒーローインタビューで「最近、体重が落ち気味なので、その分、フェンスに届かなかったのかな。おいしいものを食べて、体重を増やしたいと思います」と自虐交じりの冗談で、スタンドのハルキストたちを喜ばせた。

2-0の8回は、2死満塁で追加点の右前適時打。「けっこう(千賀が)首を振っていたので、僕の頭の中はパニックです」と言うが、ここでも抜けたフォークを捉えて、ガッツポーズだ。4打数3安打3打点と、この日の全打点を稼いだ打の主役は「相手はソフトバンクのエースで、同級生。燃えるものがありました」。球界を代表する同学年の右腕を打ち崩し、久々の連勝に貢献した。

これまで相手右腕には、札幌ドームを舞台に好き放題やられていた。過去9度の対戦で、得点はすべて2点以下。10度目の勝負で、ようやく“2点の壁”を破り、初めて黒星を付けた。元気のなかったチームも8月26日以来、約3週間ぶりの2連勝。7年越しの勝利は、価値ある1勝だ。

7月下旬に自身初の国内フリーエージェント(FA)権を取得。「あんまり、関係ないと思っているけど。ファイターズ愛が強いし」と、いたずらな表情で報道陣をけむに巻く。今季は近藤の故障を契機に3番を打ったことで、得点圏での勝負強さが際立つようになった。「上位チームをたたかないと、上には行けない」。上位2チームとあたる6連戦の最初の試合を白星でスタートし、崖っぷちからの逆襲を狙う。【中島宙恵】

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