
アメリカで飛行中の航空機がエンジントラブルを起こし、部品が住宅などに落下したことを受けて国土交通省は、同じ系列のエンジンを載せている国内の32機について運航を停止するよう指示しました。
20日、コロラド州デンバー国際空港からハワイのホノルルに向かっていたユナイテッド航空ボーイング777型機のエンジンに不具合が発生し、機体の一部とみられる部品が住宅街に落下しました。
これを受けて国交省は、安全を確保するため同じ系列のエンジンを載せている日本航空の13機と全日空の19機について運航を停止するよう指示しました。
去年12月には、同じ系列のエンジンを載せた日本航空の機体が那覇空港を出発後にエンジンの不具合で引き返すトラブルが起きていました。
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