ネタバレなし:映画『るろうに剣心 最終章 The Final』を25年来の原作ファンが一足早く見てみた感想 → 新田真剣佑は2次元に生きている

ネタバレなし:映画『るろうに剣心 最終章 The Final』を25年来の原作ファンが一足早く見てみた感想 → 新田真剣佑は2次元に生きている

  • ロケットニュース24
  • 更新日:2021/04/19
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来たる2021年4月23日、映画『るろうに剣心 最終章 The Final』がいよいよ公開される。人気シリーズの最新作にして文字通り最終作だ。本作と、2部作の後編にあたる『The Beginning』(6月4日公開)をもって実写版『るろ剣』は完結となる。

果たしてどのような仕上がりになっているのか? 気になりすぎて夜しか眠れないでござるよ薫殿! というワケで、公開前のメディア向け試写会に行ってきたぞ。25年来の原作ファンが見た『最終章 The Final』は……こうだった!!

・ネタバレなし

先に書いておくと、この記事には映画のネタバレはないので安心して読み進めていただきたい。まあ『るろ剣』に今さらネタバレもクソもないのだが、前3作をご覧になった方なら分かるように、映画と原作ではストーリーに若干の違いがある。その部分については明記は避けてあるぞ。

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・最終章は2部作

すでに報じられている通り、この『最終章』2部作は原作でいう「人誅編」と「追憶編」を描いている。といっても、前編が「人誅編」で後編が「追憶編」という単純な分割が不可能であることは、原作を読んでいる方ならお分かりだろう。

なぜなら原作では、「人誅編」の途中に回想という形で「追憶編」が挟まれ、そこから再び「人誅編」に戻るというストーリー展開になっているからだ。そこを映画ではどう処理するのか気になっていたのだが……結論から言うと、かなり斬新な構成にすることでこれを乗り切っている。

初見の原作ファンなら「え?」と戸惑うこと間違いなしだが、個人的には「まあ、これしかないよな」という感想を持った。映画としてもビジネスとしても面白い試みになっているので、このあたりはぜひ劇場にてチェックしていただきたい。

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さて、それではここから全登場キャラクターについて触れていきたい……ところなんでござるが。全部書いてたらその間におそらく映画の公開が終了するので厳選させていただくでござるよ薫殿。

個人的なツボは、呉黒星(ウーヘイシン)のガタイがよくなって護衛の四星(スーシン)が縮んだ結果、全員が同じくらいのサイズになっていた点でござるが、まあそれはいいとして。最注目はやはり、新田真剣佑さん演じる雪代縁(えにし)だろう。

・「人誅編」のラスボス

これは原作ファンとして忖度零(ゼロ)で書くが、最初に縁のヴィジュアルが公開された時、私は少し嫌な予感がしていた。それは新田真剣佑さんに対してではなく、白髪にオレンジの衣装にミニサングラスという、縁の独特の風貌に対してだ。

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いくら海外から来た設定とはいえ、明治の東京にあのド派手な格好だと浮いてしまうのではないか? コスプレ感が強くなってしまうのではないか? この不安は、実は映画が始まって縁が最初にスクリーンに登場する瞬間もわずかにチラついていた。

だって周りはみんな普通の髪と服でござるよ? 何だこいつ、コミケ帰りか? となってもおかしくないだろう。というより、ぶっちゃけ私はそう思ってしまった。ところが……! 縁の第一声を聞いた瞬間、以下の言葉がパッと頭に浮かんだのだ。

あ、これが2.5次元か……と。

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・ほぼ縁

ここ数年、ネットで頻繁に聞くようになった「2.5次元」という概念。その定義はイマイチよく分からんし、ついでに言うと新田真剣佑さんについても名前以外はよく存じ上げないのだが、なんかこの人……声ヤバくね? もう縁じゃん、会ったことないけど。紙の中から出てきちゃってんじゃん。

外見はもちろん、アクションも相当ヤバイであろうことは、登場から間もなくして観客全員が確信するはず。原作の縁が序盤はどこか飄々としていたのに対し、新田さん演じる縁は冒頭からMAXで剣心への怒りと憎悪が目に宿っている。そういう意味では原作よりも苛烈だ。

作中においては、縁が何かをするイコール、剣心が苦しむことに繋がるため、縁の登場シーンでは常に重苦しい空気が流れているのだが、私は縁がスクリーンに映るたび、その魅力が掛け算のように積み上がっていくのを強く感じた。右肩上がりに “縁濃度” が高まっていくというか。

・圧巻のアクション

その極致が、クライマックスの剣心と縁による対決シーンである。私は過去作の中では剣心 vs 宗次郎がタイマンとしてはベストだと思っているが、今回のシーンはそれを上回るほどに壮絶で容赦がない。正直、一度見ただけでは咀嚼しきれなかったぞ。

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BGMの力はほぼ借りず、刀がぶつかり、物が壊れる音が劇場に鳴り響く。IMAX®で鑑賞したからか、その隙間から両者の吐息が微かに漏れ聞こえるような気がして、それがまたひたすら生々しかった。

途中で縁の倭刀術を想起させるアクションが挟み込まれるので、そちらも見逃さないようにしてくれ。まさに “まばたき禁止” というヤツだ。同様に自らネタバレも禁止したためこれ以上書けることがないのだが、138分の上映時間を神速で駆け抜けた結果、一つ考えを改めたことがある。

先ほど、縁を演じた新田真剣佑さんについて「2.5次元」と書いたな? あれは嘘だ。正確には……

ヤツは2次元に生きている。

・確信

雪代縁というキャラクターを新田真剣佑という俳優が演じているのではない。そうではなく、新田真剣佑という男が雪代縁なのだ。雪代縁は2次元であり、新田真剣佑は雪代縁である。そこから導き出される結論は一つ。新田真剣佑さんは2次元です。本当にありがとうございました。

・縁本人

もちろんこれは私が勝手に思ったことであり、新田真剣佑さんが本当に2次元に生きているのかどうかは神のみぞ知るところだが、『るろ剣』と約25年付き合ってきた私が言うのだから、多少の信ぴょう性はあるんじゃないかと思われる。少なくとも9割は2次元だな、ありゃあ。

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というワケで、新田真剣佑さんの2次元ぶりを確認するだけでも、劇場に足を運ぶ価値は大いにあるはずだ。4月23日の公開を楽しみに待つでござるよ。ちなみに、6月4日公開の『The Beginning』の試写会も行く予定なので、その模様は次の機会にお伝えするでござる。ではまた。

参考リンク:るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning
執筆:あひるねこ
Photo:©和月伸宏/集英社、©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

▼鑑賞後。右から新田真剣佑さん、佐藤健さん、武井咲さん、大友啓史監督。

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▼私(あひるねこ)も右の方にめっちゃ小っちゃく写ってるぞ!

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