お好み焼きだけどお好み焼きじゃない?姫路名物「どろ焼」誕生のきっかけとは

お好み焼きだけどお好み焼きじゃない?姫路名物「どろ焼」誕生のきっかけとは

  • ラジオ関西
  • 更新日:2022/09/24

関西人が大好きな“粉もの”。お好み焼き屋やたこ焼きなど定番のものが安定の人気を誇るが、お店独自に進化したものも存在する。関西を中心に海外展開も行う喃風(本社・姫路市)の「どろ焼」はその一つだ。「喃風 須磨パティオ店」(神戸市須磨区)で統括マネージャーを務める山中英毅さんに、誕生のきっかけを聞いた。

【写真】「鉄板たこ焼き」

喃風の人気メニューはトロッとした生地の「どろ焼」。お好み焼でもないもんじゃ焼でもない独特の食感があり、スプーンですくって特製和風だしにくぐらせて食べる。生地のベースはキャベツかネギ、具材はベーシックな豚バラや餅チーズ、牛すじなど10種類以上。だし以外に、ソースやマヨネーズをつけて食べても美味しいと評判だ。

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姫路名物の「どろ焼」

この「どろ焼」誕生のきっかけはその昔、創業者・秦良自氏がまだ一人で営業しているころにさかのぼる。常連であるお客さんの子どもから、「たこ焼が食べたい」とリクエストされたが、喃風にはたこ焼き用の鉄板はなかった。何とか要望に応えたいとの思いから、たこ焼の食材をお好み焼の鉄板に流し、オムレツ状の大きなたこ焼を作って提供。最初は不審そうに見ていたという子どもも、一口食べて「美味しい!」と喜び、それが口コミで広がり裏メニューとして人気となった。そのオムレツ上のたこ焼をアレンジし、キャベツや豚肉などのお好み焼きの具材を入れて焼いたものがどろ焼となった。

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喃風 須磨パティオ店の外観

美味しさの秘密はベースとなる生地にあるそうだ。喃風オリジナルの粉を水ではなく特製和風だしで溶き、さらに焼く前に牛すじをコトコト煮込んだ醤油だしを加えるダブルだしで作っているため、ソース無しでも美味しいのだという。

どろ焼のおすすめの食べ方について聞くと、「まずはそのまま食べてみて下さい。次に和風だしにつけて、続いてソースやマヨネーズをつけて味わうのがおすすめです。上級者はソースとだしのダブルで食べています」と山中さん。トッピングはチーズ、餅、キムチ、ホルモン、牛すじ、明太子など12種類以上のラインナップがある。

ここで、家庭でもできるようなお好み焼きを作るときにおいしく作るコツを聞いてみた。「当店で実際にやっているように、牛すじをだしと醤油で煮込み、その煮汁を生地に混ぜるとコクがありおいしいお好み焼きになります。私自身、自宅で作るときにも実践しています」と山中さん。

「鉄板たこ焼き」のほか、姫路流の「播州モダン」(モダン焼)、姫路ちゃんぽんやホルモン焼うどんといったバラエティー豊かなメニューが並ぶ。国内だけでなく、海外にも店舗を構える喃風。まだ足を運んだことがない人は、まずはやはり名物どろ焼から味わってみてほしい。

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鉄板たこ焼き

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