ともに「守り勝つ野球」 海星vs社の鍵は機動力 センバツ第3日

ともに「守り勝つ野球」 海星vs社の鍵は機動力 センバツ第3日

  • 毎日新聞
  • 更新日:2023/03/19
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海星の吉田翔投手(右)と社の高橋大和投手

第95回記念選抜高校野球大会第3日第1試合

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海星―社(9時開始予定)

ともに夏春連続出場で、ロースコアでの守り勝つ野球を身上とするだけに、投手の出来が勝負を左右する。

海星(長崎)は、昨秋の公式戦の1試合平均与四死球率が1・63と制球力のいい左腕・吉田翔投手(3年)が先発を務め、マウンド度胸とキレのあるスライダーが持ち味の右腕・高野颯波(そな)投手(3年)が救援で控える。「二枚看板」に自信を持つだけに、継投のタイミングがポイントになる。

社(兵庫)はエース右腕の高橋大和投手(3年)が軸となる。最速140キロ超の直球が売りで、冬のウエートトレーニングで球威アップに手応えを感じる。スライダーやチェンジアップなど多彩な変化球があり、スタミナも十分だ。

攻撃で鍵を握るのも、ともに機動力となる。海星は50メートル走6秒1の1番・田中朔太郎選手(2年)を筆頭に俊足がそろうだけに、盗塁でかき回したい。社は三塁走者がいる場面でエンドランを仕掛けるなど、少ない好機で小技を生かす。相手を揺さぶりながら、昨夏の甲子園経験者の中軸・山本彪真(ひょうま)選手(3年)らの集中打につなげたい。【藤田健志】

毎日新聞

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