東海大の不祥事 3年以下、新入生に深刻影響/解説

東海大の不祥事 3年以下、新入生に深刻影響/解説

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/10/18
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会見を終え頭を下げる左から伊藤野球部長、山田学長、内山教学部長(撮影・鈴木正人)

東海大は17日、神奈川・平塚の湘南キャンパスで会見を開き、複数の硬式野球部員による寮内での違法薬物使用が確認されたため、同部の活動を無期限停止すると発表した。当該部員は「興味本位で大麻を使用した」と話している。

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今回の不祥事が与える影響は計り知れない。開催中の首都大学秋季リーグ戦は、予定されていたこの日の最終戦が雨で18日に順延された。東海大は既に優勝を逃しており、4年生は最後の1試合だけなくなった。だが、3年生以下は深刻だ。ただでさえ、コロナ禍で今春リーグ戦は中止。今秋も1試合総当たりの5試合のみと、大幅に縮小された。卒業後も野球を続けるためのアピール機会は、既に削られている。活動再開がいつになるかで、今後の野球人生が大きく左右されることになる。

来春入部予定の新入生への影響も大きい。東海大相模、東海大菅生などの付属校・提携校だけでなく、全国から多くの有望な高校生が集まってくる。仮に、活動停止が来シーズンまで及ぶことになれば、東海大でステップアップを考えている新入生の将来設計にも狂いが生じかねない。野球部の伊藤部長は「(新入生には)安藤監督とともに、誠意を持って説明してまいりたい」と話すしかなかった。

現時点で、活動再開時期は未定。というよりも、違法薬物の使用者は前日に判明したばかりで、活動再開について考えられる段階ではない。ただ、大学側も将来の活動再開までは否定していない。今後は、違法薬物使用者への処分と更生支援、大学を挙げた再発防止への尽力とともに、新入生も含めた他の部員のケアも進める必要がある。多くのプロ野球選手、社会人野球選手を輩出してきた名門としての務めと言える。【アマチュア野球担当=古川真弥】

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