
RAB青森放送
2024年3月に卒業する生徒を対象にした全日制県立高校の志望倍率は2年連続で定員割れでした。
一方、学校存続や規模の維持に入学者数の一定数確保が条件となる地域校4校は条件を満たしました。
1回目となる進路志望状況調査では県立高校全日制の志望倍率は全体で0.97倍でした。
前の年度を0.01ポイント下回る過去最低を更新し、2年連続の定員割れとなりました。
一方、2年連続で定員の2分の1未満の場合募集停止や規模縮小となる「地域校」は六ヶ所、大間、三戸、鰺ヶ沢の4校すべてが基準を満たしました。
ことしの入学が16人と基準を下回った鰺ヶ沢高校は40人の募集に対し25人と募集停止ラインを上回りました。
県教委高等学校教育改革推進室 外崎学 室長
「中学生や保護者の方々に選んでいただけるような学校づくりをしたいなと地域にあった魅力を作っていきたいなと県教委として支援していきたい」
県教育委員会は最終の志望倍率を2024年1月9日に発表します。